「Cross Site Image Overlaying」(XSIO)というWebアプリの脆弱性について解説した論文が公開された。 クロスサイトスクリプティング(XSS)と同種の脆弱性として、「Cross Site Image Overlaying」(XSIO)という脆弱性について解説した論文が公開された。SANS Internet Storm Centerがサイトで紹介している。 論文はスイスのセキュリティ研究者が執筆し、Webアプリケーションに対する新手の攻撃手法について解説。この攻撃は非常に容易に仕掛けることができ、状況によっては甚大な影響を及ぼすと述べている。 SANSによれば、XSIOは基本的にはXSSと同じだが、スクリプトの代わりに画像を参照させ、CSSを使ってWebサイトの重要部分に配置されるという。 防御策はXSSと同様、入出力情報の認証を行うことであり、ユーザーからの入力