自民党は22日、党本部で全国幹事長会議を開き、4月の統一地方選や次期衆院選の対応などを協議した。 谷垣総裁は「国会で国民の信を問うべく民主党を追い込み、政権奪還の道筋を切り開く。先頭に立って頑張る」と述べ、24日召集の通常国会で菅首相を衆院解散・総選挙に追い込む決意を強調した。統一地方選については「統一地方選を勝ち抜くことが今年の目標の第一だ」と語った。 出席者からは、消費税率引き上げと環太平洋経済連携協定(TPP)参加について、「賛否が分かれる問題で際だったことを言わないでほしい。民主党の具体策を眺め、統一選後に議論すべきだ」などと慎重な対応を求める意見が出た。統一選に向け、「国会議員の不協和音は自重してほしい」とクギを刺す声もあがった。