IBMが、ロスアラモス国立研究所(Los Alamos National Laboratory:LANL)のスーパーコンピュータを構築する契約を獲得した。同コンピュータは、それぞれ1万6000基以上のAMD「Opteron」プロセッサおよび「Cell」プロセッサを組み合わせたものになる予定で、IBMのコンピューティング事業にとっては新たな節目ともなるプロジェクトだ。 CNET News.comの第一報によれば、「Roadrunner」と呼ばれる同マシンは、Cellチップを搭載したOpteronサーバのクラスタを組み合わせる、ハイブリッド型のアプローチを取るという。各Cellチップには、高速演算が可能な8基の特殊用途エンジンが積まれている。なおCellチップは、IBM、ソニー、東芝が「 PLAYSTATION 3」ビデオゲーム機のために開発したものである。 IBMと米エネルギー省の国家核安全
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