2006年春期の情報処理技術者試験から、テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験が開始された。約3万人が受験したが、ほかの試験からの流入が多く、受験者の新規開拓には結び付かなかったようだ。合格率は低く、難関だったといえる。出題の傾向と対策を探る。 ■応募者数は徐々に減少 まずは情報処理技術者試験が新制度へ移行した2001年から2006年までの春期試験の応募者、受験者、合格者の推移を見てみよう。受験者と合格者の割合はほぼ一定で推移しているが、応募者数は徐々に減少している。 2006年春期のトピックは、テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験が新設されたことだ。話題の試験の応募者は約2万9000人。世間の関心を集めたためか、かなりの数だ。テクニカルエンジニア試験でこれほどの応募者数があるのは秋期のテクニカルエンジニア(ネットワーク)試験くらいだ(2005年の応募者数は約3万人)。 ■上
米Microsoftは,2005年末に「SQL Server 2005」と「Visual Studio 2005」をリリースした際に,合わせて同社のベンダー資格(マイクロソフト認定技術者資格制度)の新制度を公表した。これは同社が15年前に認定資格制度を始めて以来,最大の改変になる。既に330万人ものエンジニアが,この認定資格を取得している。その大部分が「マイクロソフト認定システム・エンジニア(MCSE)」であるが,1つの試験だけを受けて「マイクロソフト認定プロフェッショナル(MCP)」の資格を得ている人も少なくない。 ご存じの通り,Microsoftの認定資格制度の改変は以前にも行われている。1990年代の終りには,Microsoftの認定試験に合格するのは簡単だと思われており,試験向けの知識を詰め込んだだけの,実際の業務スキルのない人たちが,より単価の高いITジョブにありつくため,こぞっ
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