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2007年2月18日のブックマーク (3件)

  • 「守れないルールは傷口を広げるだけ」――判例に見るセキュリティ対策のキモ

    JPCERT/CCとIPATelecom-ISAC Japanは2月14日、都内にて「重要インフラセキュリティセミナー」を開催した。 JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)と情報処理推進機構(IPA)、テレコム・アイザック推進会議(Telecom-ISAC Japan)は2月14日、都内にて「重要インフラセキュリティセミナー」を開催した。 ビジネス、プライベートを問わず、社会経済活動のインターネットへの依存度は高まるばかりだ。セミナーではそうした状況を踏まえ、情報通信をはじめ、金融や運輸、電力などの重要インフラのセキュリティ確保に向け取り組みはどうあるべきかが、さまざまな角度から語られた。 例えば、日経済団体連合会(経団連)産業第2部情報グループ長の上田正尚氏は、米国における情報セキュリティに関する視察結果を踏まえ、「米国の仕組みをそのまま持ってくるのではなく、日

    「守れないルールは傷口を広げるだけ」――判例に見るセキュリティ対策のキモ
  • お祈りパンダの作者、ついに逮捕--獄中からウイルス削除プログラムを公開

    前回の記事で紹介した通称「お祈りパンダ(Worm.Nimaya。中国語名は熊焼香)」は、中国メディアによると中国で100万台以上のPCに感染し、中国国内だけで大流行したが、この作者が遂に御用となった。2月3日のことだ。 御用となったのは湖北省武漢市の25歳男性、李俊容疑者。李容疑者は2004年に専門学校卒業後、北京や広州でIT関係の職探しに明け暮れたが、結局就職できなかったため、憂さ晴らしにお祈りパンダウイルスを作成したという。また李氏を逮捕した後、亜種を作成し配布したとして、22歳の山東省の男性、21歳の浙江省温州市の男性、23歳の浙江省麗水市の男性、24歳の湖北省仙桃市の男性を逮捕した。 お祈りパンダウイルスの作者の李容疑者が捕まったのち、同容疑者によるお祈りパンダウイルスを削除するプログラムが公開され、中国の数あるダウンロードサイトからダウンロードできるようになった。このプログラム

    お祈りパンダの作者、ついに逮捕--獄中からウイルス削除プログラムを公開
  • 「攻撃を検出!」そのとき通信事業者は――国内初の想定演習

    2月14日の重要インフラセキュリティセミナーでは、国内ではおそらく初の実施となった、通信インフラを狙ったサイバー攻撃に対する対応演習のあらましが披露された。 「通信インフラ事業者がまず心がけるべきなのは、自分たちが落ちないこと」――。2月14日に開催された「重要インフラセキュリティセミナー」では、Telecom-ISAC Japanでも活動している、NTTコミュニケーションズ法人事業部第二法人営業部の小山覚氏が、国内ではおそらく初の実施となった、通信インフラを狙ったサイバー攻撃に対する対応演習のあらましを語った。 この演習は総務省が主体となり、NTTコミュニケーションズが入札の結果、実施を担う形となった。演習そのものは2006年12月から2007年1月にかけて行われ、情報セキュリティの日である2月2日には、総理大臣官邸で報告会も行われたという。 演習の前に「席に着くだけで一苦労」 この

    「攻撃を検出!」そのとき通信事業者は――国内初の想定演習