セキュリティ組織の米US-CERTは2008年2月18日、Webブラウザー「Firefox」および「Opera」に見つかった脆弱(ぜいじゃく)性を警告。これらのユーザーに対して、脆弱性が修正された最新版にアップデートすることを勧めている。 FirefoxおよびOperaには、ビットマップ画像の処理に関する脆弱性が見つかっている。このため、細工が施された画像を読み込むだけで、画像に仕込まれたプログラムを実行されたり、ブラウザーが不正終了したりする。そういった画像が貼られたWebページにアクセスするだけでも被害に遭う。 FirefoxとOperaのいずれについても、この脆弱性を修正した最新版が公開済み。Operaについては、2007年12月19日に公開された「Opera 9.25」で(関連記事)、Firefoxは2月7日公開の「Firefox 2.0.0.12」で修正されている(関連記事)。