戊辰戦争で焼失し、1987年に約8キロ離れた郊外で復元された「会津藩校日新館」を鶴ケ城の隣に移設する――8月の市長選で3選を目指す会津若松市の室井照平市長が、選挙向けに唱えた構想が波紋を広げている。日新館の運営者は事前に話を聞いていないとしており、室井氏も「個人的な思い」と説明しているが、市の総合計画に盛り込まれていない事業だけに、戸惑いの声が聞かれる。 「全く聞いたことがない」「どういう話なのか」。複数の市幹部は「移設」案に、こうこぼした。 日新館は1803年、鶴ケ城西側に建てられたが、65年後、城をめぐる攻防戦で炎上。1世紀余りを経て、同市河東町に会津藩の教育や武士道を伝える施設として復元された。昨年の入場者は小・中学生など約7万5千人。 室井氏の政策パンフレットに… ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!
![福島)「日新館を鶴ケ城隣接地へ」室井市長の政策で波紋:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0d0ee96279d9d03b8ec630c66983c314a7f24cec/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Farticles%2Fimages%2Fc_AS20190611001956_comm.jpg)