粗製乱造の“キュレーションメディア”が批判の末に閉鎖に追い込まれた。質の悪いコンテンツの発信者はもちろん、Googleをはじめとする検索サービスの信頼性をも揺るがせたこの事件の核心をSEOの専門家が考察する。 東証一部上場企業であるDeNAが運営する医療系情報サイト「WELQ(ウェルク)」が、不正確な記事の掲載や記事の盗用があったことを理由に閉鎖した、いわゆる「WELQ問題」。同社は2016年12月7日に記者会見を開いて代表取締役社長兼CEOの守安 功氏や取締役会長の南場智子氏らが謝罪し、WELQだけではなく女性向け大手サイト「MERY」など同社が運営するキュレーションプラットフォーム「DeNA Palette」に連なる合計10のWebメディアを全て休止しました。 私は、デジタルコンサルティング会社であるプリンシプルでSEOの専門家としてさまざまなサイトの収益向上のためのコンサルティングを
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