新型コロナウイルスの影響で、岐阜市内の路線バスとコミュニティバスの利用者が減っていることが、市の調査で分かった。路線バスは四〜五月に前年比で半数以下に減少。六月以降は徐々に利用者が戻ってきたものの、第二波の影響で伸び悩んでいる。市は、コミュニティバスの一日フリー乗車券の価格を下げるなど、対策を講じる。(大沢悠) 「どこで感染するか分からないので、バスにはなるべく乗らないようにしている。今日は用事があって仕方がなく利用した」。岐阜乗合自動車(岐阜バス、岐阜市)の停留所「岐阜市役所前」でバスを待っていたインドネシア出身で市内在住のヨハナ・ジャエヌディンさん(45)は、数カ月ぶりに路線バスに乗車し...
