古き良き時代、高度成長期を支えた原動力も今は昔。巷には職を失った昭和二十年が溢れている。(写真:PAKUTASO) 平成も二十八年目に突入した現在、元年生まれも、当然ながら二十七歳になったのだが、若い力は年々衰えてきている。そして力を増してきたのが昭和二十年世代である。石を投げれば団塊に当たるというくらい街には昭和二十年世代が溢れている。 インフレ経済の恩恵を受けて、調子に乗った青年時代を過ごし、悪いことはすべてバブルに責任転嫁してきた昭和二十年は今、その数の暴力によって老人ファーストの社会を作ろうとしている。 社会の歯車として回り続けた昭和二十年。それが回転を止めた途端になぜこれほど劣化したのだろうか。筆者は、社会的に問題のある昭和二十年について今後どうするべきなのか、いくつかの例をあげながら考えていきたい。 コンビニで暴れる昭和二十年コンビニで列に並んでいると「オイ!早くしろ」などの文