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2014年3月18日のブックマーク (5件)

  • 分析の封殺 - 擬似環境の向こう側

    再帰的な被告人 えらい文章を読んでしまった。『黒子のバスケ』脅迫事件の被告人意見陳述である。ネットで話題になったので、読んだ人も多いだろう。 「黒子のバスケ」脅迫事件の被告人意見陳述全文公開 「黒子のバスケ」脅迫事件の被告人意見陳述全文公開2 ぼくがこの文章を読み進めているうちに最初に思い出したのは、朝日平吾の事件だ。1921年9月、朝日は実業家・安田善次郎を刺殺し、その場で自殺している。橋川文三は『昭和ナショナリズムの諸相』という著作でこの事件を取り上げ、大衆社会論の枠組みを使って以下のように論じている。 朝日平吾の場合には、自己の存在が完全に断片化され、原子化された人間以下のものであるという強烈な挫折感がいだかれていた。… 朝日をつき動かした衝動は、逆説的な意味で不遇な大衆層のデモクラシー(=人間としての平等化)の要求を反映したものであり、伝統的な要因によって形成されたいっさいの人間的

    分析の封殺 - 擬似環境の向こう側
  • アメリカ人「1951年ボストンマラソンで日本人が優勝したとき俺らは酷いことしたよな」|誤訳御免Δ(←デルタ)

    元ネタ reddit.com 不変 2013年シーズンのMLBにおいて、37人連続アウト、30.1イニング連続無失点という記録を達成。アメリカンリーグ優勝決定シリーズにおいて、1勝3セーブを挙げチームの勝利すべてに貢献し、MVPを獲得。さらに、日人初のワールドシリーズ胴上げ投手となった上原浩治。 一時は引退を覚悟した男が、どのようにして世界一の瞬間マウンドに立っていられたのか?どんな環境にあっても、周囲の状況がどうであっても、決して変わることのない生き様を明かす。 野球シーズン待った無し! O_o あと2週間でメジャーリーグも格的に始まりますよ。 (3/22、23にオーストラリアで開幕ゲームあり) 今年の大注目はもちろんマー君こと田中将大投手。 どれだけ勝つのか? ヤンキースを優勝させられるのか? 今日のオープン戦もまずまずのピッチングだったから、 その内容やシーズンの展望など語りたい

    アメリカ人「1951年ボストンマラソンで日本人が優勝したとき俺らは酷いことしたよな」|誤訳御免Δ(←デルタ)
  • セブンズストーリー終了に寄せて - 未来私考

    あるソーシャルゲームのサービス終了が決まった。 日々是遊戯:Mobage「セブンズストーリー」終了発表でソシャゲクラスタに衝撃 ま、まだ今からでも間に合うぞ! - ねとらぼ 継続的なアクティブユーザーが数十人しかいない小規模なゲームの終了をニュースとして伝えてくれたねとらぼさん、ありがとう。 セブンズストーリー。ラクガキのようなイラストと、眼を見張るような先進的なゲームデザインが組み合わさったこのタイトルにはm昨年10月に出会って以来、当に驚かされっぱなしだった。 プロダクトとしては完全に失敗しているこのタイトルに、何故これほどの称賛が集まっているのか。 その一端を伝えるために、昨年の冬コミ(C85)のサークルそれいゆさんの新刊に寄稿した記事を転載したい。 ※サークルそれいゆさんのはこちらで通販受付しています。転載ご快諾ありがとうございます。 店頭委託&通販委託開始のお知らせ : モバ

    セブンズストーリー終了に寄せて - 未来私考
  • 中国の所得格差はどうなっているのか?/梶谷懐 - SYNODOS

    近年の中国におけるさまざまな経済格差の拡大は、中国社会を語る際の「定番ネタ」の一つとなっている。 かつては世界でももっとも格差の少なかった社会から、アジアで最大クラスの不平等な社会へと急速な変化をとげた「格差大国」の現状に関心が集まるのは、ある意味で当然の成り行きであろう。ただし、最近になって格差の代表的な指標であるジニ係数について異なる数値がいくつか発表され、その信憑性をめぐって議論が交わされるなど、その実態についてはまだまだ分りにくい点が多いのではないだろうか。 農村-都市間の経済格差を始め、さまざまな経済・所得格差の問題は改革開放期を通じて、いや、毛沢東時代の中国にも常に存在していた。しかし、それまでには考えられなかったような目に見える所得格差が、都市住民内部の間でも生じてきたのは、1990年代後半以降の、比較的新しい現象だと言える。そのことを端的に示すのが個人所得の不平等を示すジニ

    中国の所得格差はどうなっているのか?/梶谷懐 - SYNODOS
  • 一ノ瀬俊也「日本軍と日本兵」、米軍広報誌から見る実像 : ニュース : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    太平洋戦争時の日軍の実態に迫ろうと、米陸軍の広報誌を分析した『日軍と日兵』(講談社現代新書)が刊行された。著者の埼玉大准教授・一ノ瀬俊也氏は、「米軍広報誌から見える日兵の実像は、現代の私たちと大して変わらない」と話している。 米陸軍軍事情報部は1942年から46年までほぼ月刊で、軍人に対し「Intelligence Bulletin(IB)」を発行していた。敵国の日ドイツの兵器や戦術思想、組織、士気などを詳細に紹介し、中には日人と中国人の見分け方や、日兵の糧や風習などについての記述もある。一ノ瀬氏は、「人種的偏見に基づく見方もあるが、偏見で片づけては、その中にある大事なものまで捨ててしまう」と、IBの分析を試みた。 IBは、銃剣をもって突撃し、玉砕するといった狂信的な日軍のイメージを覆し、一定の合理的行動を取っていたことを浮き彫りにする。例えば、日軍は機関銃での射撃を

    一ノ瀬俊也「日本軍と日本兵」、米軍広報誌から見る実像 : ニュース : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)