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2015年12月7日のブックマーク (3件)

  • ツタヤ図書館の異常なビジネスモデル 激安賃料&書店併設のオイシすぎる商売

    「あのね、CCCってオバケなんだよ」 「みんな見えない。見たことがない」 レンタルビデオチェーンTSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の増田宗昭社長は、「週刊東洋経済」(東洋経済新報社/10月31日号)のインタビューで、自社の既成概念にとらわれない新規事業展開をそう表現している。 同社が運営する公共図書館、通称「ツタヤ図書館」についても、いまだにその実態が一般市民には見えてこない。多くの人に見えているのは、公私混同のビジネスモデルだ。 すなわち、居心地のいいオシャレな「公」の図書館で客寄せをし、その客が「私」のカフェや書店・レンタル店でお金を落とす。しかも、その客の行動データは、図書館の貸し出しにも公式採用(利用者が希望した場合)されたTカードによって、もれなく収集する(ただし図書館の貸し出しデータについては、返却後破棄されることになっている)。 公共図書館

    ツタヤ図書館の異常なビジネスモデル 激安賃料&書店併設のオイシすぎる商売
  • 郊外の多文化主義(1)

    同化政策の果てに 移民政策に関しては欧州が日の先を行くが、多くの欧州諸国で郊外に集住する外国人をめぐる問題が露わになっている(2015年11月、同時多発テロ後に警察がパリ郊外のサンドニで容疑者宅を急襲、激しい銃撃戦も行われた) Christian Hartmann-REUTERS 論壇誌「アステイオン」(公益財団法人サントリー文化財団・アステイオン編集委員会編、CCCメディアハウス)83号は、「マルティプル・ジャパン――多様化する『日』」特集。同特集から、法哲学を専門とする首都大学東京准教授、谷口功一氏による論文「郊外の多文化主義」を4回に分けて転載する(※転載にあたり、表記を一部変更しています)。 北関東のルゾフォニア 上毛カルタに「つる舞う形の群馬県」とある通り、地図上、南東に向かって羽根をひろげて滑空する鶴の形をした群馬県の右下、頸部のあたりに邑楽郡大泉町は位置している。この町へ

    郊外の多文化主義(1)
  • ジェイムズ王欽定訳聖書の初版本、米・ドルー大学で発見される

    1867年にメソジスト神学校として創設され、歴史的な聖書を含む貴重書や手稿類のコレクションで知られる、米国ニュージャージー州のドルー大学で、2015年10月28日、ジェームズ王欽定訳聖書の初版が大学院生によって発見されたとのことです。 同聖書は、2016年2月22日まで開催されている図書館の展示に追加される予定とのことです。 大学院で書籍史を研究し、図書館で勤務しているシェトラー(Braian Shetler)氏が、貴重書の書架から、英国で印刷された17世紀の書籍をサンプル的に引き出した時に発見されたとのことです。 表紙は欠けており、日付のない“seller’s note”によれば、おそらく19世紀には、欽定訳聖書と認識されていたとのことです。 1950年に作成されたカード目録には記載があったが、デジタル目録には掲載されておらず、1935年と1977年には展示もされており、1925年のプ

    ジェイムズ王欽定訳聖書の初版本、米・ドルー大学で発見される