ブックマーク / d.hatena.ne.jp/sunafukin99 (10)

  • 専門家の機能と結果責任について雑感 - すなふきんの雑感日記

    http://d.hatena.ne.jp/t-ogata/20100305#p1みんな自動車の修理なんて出きなくても、自動車の運転してるっしょ?全てのドライバーに、「自動車に対する、修理が出来る程の知識」を求めるのは、非現実的ってこと。そぉすると、統治がスムーズにいくよぉな制度が必要で、それは「上を乗っ取る」か「下から拡げる」か「奇跡を待つ」しかないんだろぉねぇ…。で、自分に出来ることは「下から拡げること」だけかぁ…。だって、クーデターなんて有り得ないし、待つのは…まぁ苦手ではないけど「出来ること」って感じはしないから。*1まぁ、「統治」だったら経営学的な物の見方だから、一般の人にも広まり易いと思うのです。だって「自動車を修理に出したら、余計に壊れて返ってきた」なんて状況だったら、多くの人が想像出来るっしょ?それを、「経済を立て直す為に権限を与えたら、余計に不況になった」って状況に置き換

    kurokawada
    kurokawada 2010/03/06
    「国民一人一人が小難しいマクロ経済理論や金融論をマスターしなければまともに機能しないかのような経済政策政策環境はその時点ですでに欠陥を抱え込んでいるんじゃないだろうか」
  • 「正義の味方」の条件とは - すなふきんの雑感日記

    検察や財務省、そして日銀。これらの省庁は官僚叩き華やかなご時世にもかかわらず、なぜか世間からのバッシングはほとんど見当たらないように思われる。今話題の小沢一郎問題にしても、世論のほとんどは小沢氏を政界から追放したいと思っているのと同時に、検察、中でも東京地検特捜部については「正義の権化」として絶対に正しく無謬であるかのような感覚を持っていると推測される*1。そしてマスコミに至っては昔から地検特捜部と二人三脚で歩んできているがごとく、まるで一体化しているかのようだ。地検特捜部のやることにメディアが疑念を示したことは過去一度もないのではないだろうか。同様に日銀*2に対しての態度も、政治や多くの官僚組織への批判的態度とは明らかに違っていて、何の疑問も持たないでその見解に唯々諾々と迎合する場合が多いようだ。ただし日銀の場合は必ずしも何をやっても批判しないわけではなくて、バブル崩壊後の引締め政策など

    kurokawada
    kurokawada 2010/01/18
    中央銀行の仕事自体が良く知られていないことも大きいかと
  • なんでマスコミはこういう質問をしないんだろw - すなふきんの雑感日記

    小宮一慶の「スイスイわかる経済!“数字力”トレーニング」http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090213/131888/?P=3読売新聞(2009年2月10日)の世論調査で、75%の人が定額給付金の実施を反対しているという結果が出ました。 私は、申し上げた通り賛成論者なんですが、先月の講演でお客さんに聞いてみたんですよ。「なぜ定額給付金に反対なんですか?」と。すると、こんな答えが返ってきました。「麻生さんが言うことはコロコロ変わるから」「もらうのは卑しい」「将来消費税が上がる」「自民党内でも反論がある」 次に「じゃあ、小泉さんがやると言ったら、みんな反対しましたか?」と聞いてみました。すると、ほとんどの人が「うーん」と言います。つまり、経済学的なことで賛成・反対しているわけじゃなくて、定額給付金の実施を言っている人に信任がないからダメだとい

    kurokawada
    kurokawada 2009/02/27
    基本的な経済学の知見を身につけて、それでもって経済政策を見極めようとしている人は、おそらく10人に1人もいないでしょう。
  • 日本人の経済政策観って何? - すなふきんの雑感日記

    http://d.hatena.ne.jp/kmori58/20090114/p1でも、景気対策優先を評価するが1/3では、そもそも定額給付金どころかどんな景気刺激策も評価されるわけがないですな。世の中、おめでたい連中ばかりというか、おそらく自分が被害を受けるということを想像できないのだろう。しかしそれなら41%の人がみな消費税増税に賛成なのかと思いきや、それは32%どまりなんだね。いや、でも32%もいるのか…おめでたいというか、経済政策マゾヒスト国家というべきか。消費税増税には依然否定的な意見が多いことを考えるとこれは一種の「ねじれ」現象と考えることも出来るかもしれません。なんかよくわかりませんね、このあたり。それにしても景気対策そのものへの否定的見解の根強さには驚かされます。肯定も否定もしない残りの「わからない」グループは景気対策と財政再建は「完全にトレード・オフ」で、あちら立てればこ

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    kurokawada 2009/01/17
    無理にでも、高校までの段階で、ある程度の分量の基本的な経済学の知見を刷り込まないと改善しないかと。公民科目は、歴史地理に比べると軽視されまくりで、真面目にやっている人は少ない。
  • 「パブロフの犬」化した世論 - すなふきんの雑感日記

    http://d.hatena.ne.jp/anhedonia/20081025/p1昼休み堂のTVが、妊婦さんの死亡のニュースを流していて、それを見ていた会社のおっさんが、「病院が受け入れ拒否するなんて、ひどい!」 みたいなこと言っていて、ああぁ・・・やっぱり、これが世間の多数派なのかと思うと、ちょっと凹む。常勤医師1人と研修医1人のバディを基とすると、まともな休日が全く無いってこと。そんで、今回のようにシフト明けの医師が応援で勤務に就くことが普通となれば、リラックスして睡眠が取れる日すらも無いってことなのに・・・。うーん、正直世間の反応がここまでひどいとは思わなかったが、マスコミ報道にしてもさすがに最近は曲がりなりにも医師不足の件をコメントしているにもかかわらず、何なのこの反応って・・・・。医療機関批判をする人たちはたとえば自分の職場が同じような修羅場と化してもあいも変わらず医者は

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    kurokawada 2008/10/26
    ”各分野で把握しておくべき最低限”があまりにも複雑化・拡大化しすぎて、自分が深くコミットしている領域以外では”適当に、感覚的に”反応せざるをえなくなっているのではないかと。
  • 金利上げろっておまえら・・・・。気は確かか? - すなふきんの雑感日記

    kmoriのネタままプログラミング日記〜朝生http://d.hatena.ne.jp/kmori58/20080927/p1民主党で経済音痴なのは党首と旧社会党の連中ぐらいかと思っていたのだが、枝野議員もデンパだった。暗黒卿が「財政政策による景気刺激は1回限りで借金が残るだけであり金融政策でやった方がいい」という意味の発言をしたところ、枝野議員は「財政政策に効果がないのは同意だが、金融緩和はバブルを生むだけだ。それより、銀行の預金金利を上げるべき」と発言。暗黒卿も呆れて「今、テレビで流れちゃったけど、見た人はかなりびっくりしてると思う。預金金利を上げて景気回復するなんてことはありえない。こういう発言が出るようじゃ民主党はまだまだだ」社民党の辻元議員も金利上げろと言っていた。コーヒー噴いた。だめだなこりゃ。朝生見そびれてどんな様子だったか聞きたかったのだが、こんな経済認識の連中が野党に雁首

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    kurokawada 2008/09/28
    国民の大半が経済学の基礎を習得していると考えるべきではないと思う。中高レベルの公民・政経科目は地歴に比べておもいっきり軽視されていましたし。経済学テキストを通読したことがある人の方が少数派でしょうし。
  • 吉宗の時代から理解されていた金融政策 - すなふきんの雑感日記

    ◎日銀行金融研究所 貨幣博物館◎ 貨幣の散歩道 第27話 米将軍吉宗と元文の改鋳 テレビや時代劇でお馴染みの八代将軍吉宗は、徳川幕府中興の祖として名高い。吉宗は、享保の改革を通じて、五代将軍綱吉の放漫財政や災害の発生などにより危機的状況に瀕していた幕府財政を見事に立て直したのであった。とくに享保7年(1722)、町人請負方式による新田開発を解禁のうえ年貢米の増収を図ったり、米価の調整に腐心したことにちなんで、吉宗は米将軍とも呼ばれる。しかし、財政立て直しに最も寄与したのは、国内産業の振興策ではなく、実は元文元年(1736)に実施された貨幣の改鋳という金融面からのリフレ政策であった。この貨幣供給量の増加は物価の急上昇をもたらし、深刻なデフレ下にあった日経済に「干天の慈雨」のような恵みを与えた。例えば大坂の米価は、改鋳直後の元文元年から同5年までの5年間で2倍にまで騰貴するなど、徳川幕府の

    kurokawada
    kurokawada 2008/08/20
    経済学の知見って生活していく上での常識や直感とは違う部分が多々あるから信頼のおけるテキスト等での腰をすえた勉強は必要だと思う。国民の大部分はそんな勉強はこなしてないので経済学の理解がないのは当然かと。
  • いまさらですが非正規労働問題 - すなふきんの雑感日記

    http://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/economy/1301/42最近の若者は、無気力だから正職につけないなんていうおじさんたちがいますが、完全に間違っています。例えば、景気が回復しないままで、日国内で雇われる正社員数が決まっているとすると、ある非正規雇用の若者がものすごくやる気を出して、就職活動をバリバリやって、正規雇用の職にありついたとします。そこで、「だろ?やっぱ昨今の若者はやる気が足りないんだよ。頑張ってよかったろ?」っていう話にはなりません。なぜなら、景気は悪いままで、日国内で雇いきれる正規雇用者の数には限りがあるため、その頑張った若者が正規雇用で雇われた分、それまで正規雇用でやとわれていた別の一人が、非正規雇用者へと転落するだけです。結局、フリーターや派遣社員の問題をなくすには、景気を回復させ、日国内で雇いうる正規雇用者数の枠自体を広げる

    kurokawada
    kurokawada 2008/06/12
    ある問題を社会や政治のせいにするような言説自体を嫌う人が多いんでしょう。「社会のせいにするよりもまずオマエが自助努力しろ」というような。
  • 清算主義の極意 - すなふきんの雑感日記

    Economics Lovers Live〜パイプ理論という比喩1 パイプが詰まった=ポンプの強水圧でつまりを一気に流す人たち2 パイプが詰まった=詰まりをより分けて、さらにポンプの強水圧でもオッケイとする人たち3 パイプが詰まった=詰まりを用心深くよりわければいい、ポンプは弱水圧でもいいと考える人たち4 パイプが詰まった=じゃ、パイプもポンプも変えましょうという人たちなおポンプは資金需要、パイプは家計から企業へと資金を仲介する金融機関BUNTEN 2008/05/05 21:28 >4 パイプが詰まった=じゃ、パイプもポンプも変えましょうという人たち構造改革で金詰まり(デフレ)に対処するのは効率が悪いということを直感的に納得させてくれるもののたとえですね。マンションのトイレが詰まるたびに配管全取っ替えしてたら金が幾らあってもたりない、とゆー。(^_^;)tanakahidetomi 20

    kurokawada
    kurokawada 2008/05/06
    清算主義でやった国は、地上に地獄をつくりだしましたから。歴史をみれば。
  • 「市民」「共生」幻想の危うさ - すなふきんの雑感日記

    うつ病高齢ニート映画・TV・床屋政談日誌〜湯浅誠さんの目的がよく分からない(1)今の日の「貧困」の主因は、言うまでもなく1991年以降の長期停滞です。ここをどうにかしない限り(具体的に言えば、リフレーションによりデマンドサイドを持ち上げることで自然失業率まで失業率を下げるしかないわけですが)、解決の糸口は見つかりません。にも関わらず、この類の方ほどリフレーションや経済成長には概して否定的なんですね。なぜでしょうか?弱者の味方系の方は社会保障の充実を訴えておられるようですが、失業率も下げないうちに税金を使ってもザルにしかなりません。個人的には、「自己責任論に抗する」と仰る方が、なぜ「連帯と共生」というもうひとつの「自己責任論」にのめり込んでいくのかが理解できないんです。「連帯と共生」ということは、具体的には「市民」のチャリティや共同体の互助に依存する社会ということでしょう? それでは上

    kurokawada
    kurokawada 2008/05/01
    >とくに「連帯と共生」という聞こえの良い代物が実はコミュニケーションスキルという立派な「才能」を前提としなければ成り立たないのではないのか?という疑問点には深く同意するところがある
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