自民党総裁選(29日投開票)に出馬表明した河野太郎ワクチン担当相は10日のフジテレビ番組で、首相に就任した場合、新型コロナウイルスのワクチン担当相を専任で置かない可能性に言及した。「きちんとしたシステムを作って自治体と意思疎通ができれば、専任の接種の担当相はいらないかもしれない」と述べた。 【表でみる】識者に聞いた、次期首相にふさわしいのは? 河野氏は「10月から11月の早いうちに希望者への2回接種は終わる。3回目のブースター接種の議論が行われているが、2回接種のだいたい8カ月後だ」と理由を語った。 コロナ対応に関し、ロックダウン(都市封鎖)法制を検討する考えも表明。「補償とセットで、政府にどれだけの権限を与えていただく必要があるか、その議論をエビデンス(証拠)に基づいてしっかりやっていきたい」と語った。 「すぐにやるという意味ではなく、本当に必要なときに、それなりの強い対応ができる権限を