自民党の茂木敏充幹事長は20日、新潟県長岡市で講演し、米大統領選でトランプ前大統領が勝利する可能性が強まっているとの認識を示した。「まだ確たる結果は言えないが、今の米国の雰囲気は『ほぼトラ』から『確トラ』に近くなってきている」と述べた。トランプ氏が当選した場合でも、経済や安全保障分野で日米関係を強化できると改めて自信を示した。 トランプ前政権当時、茂木氏が担当閣僚を務めた日米貿易交渉に触れ「日米2国間の問題にはうまく対応できる。トランプ氏が何に関心を持っているかを正しく分析することが必要だ」と指摘。一方でウクライナ問題など国際社会の課題は「なかなか苦労するかもしれない」と語った。(共同)