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  • 健全な保身について - レジデント初期研修用資料

    危機管理というものは、「健全な保身を全面に出せる環境作り」のことなのだと思う。 これに失敗したチームは、不健全な倫理に空気を支配されて、そこにいる誰もが道徳を唱えつつ、リーダーはモラルの欠如を嘆くようになる。こうなってしまうともう、かけ声ばかりが大きくなって、問題の解決は遠ざかる。 正解はたいていつまらない 問題の設定は可能な限り面白く、問題の解決は可能な限りつまらないやりかたで行われることが、たいていの場合の望ましい。 問題を面白く設定することは、解決を容易にする可能性がある。その一方で、つまらなく設定された問題を面白く解決しようとする試みは、必ず災厄をもたらすことになる。 これがハリウッド映画なら、問題が発生して状況が悪くなったときには、「俺たちが当の解決を教えてやる」なんて、頑固を絵に描いたような軍人が登場する。「それしかない」というあきらめが蔓延した頃、軍人の頑固を超えるアイデア

    kurusupa
    kurusupa 2011/04/08
    「その医師が、お金と保身だけを考えて仕事をするなら、絶対にやらないような判断の遅延は、怠惰ではなく、むしろ「やる気」や「臨床医としての矜持」みたいな、美談の文脈から生まれる。」
  • 「何でも」は止めたほうがいい - レジデント初期研修用資料

    Recent Entries 「何でも」は止めたほうがいい 炊事のロジスティクス 理不尽にやると上手くいく リストに載らないパラメーターについて 呼び出しの作法について 縁は人を動かす リーダーシップの軸足 集まりや盛り上がりを支えるもの 希望を捨てて覚悟する 謝罪と誠意について Recent Comments このは何でないのか 12/31 medtoolz 12/30 薬屋支店総務 12/30 愛読者 12/30 エリヤフ先生 12/29 medtoolz 12/29 元傍観者 12/29 medtoolz 12/29 エリヤフ先生 12/29 medtoolz 案外やっていけるお店のこと 12/30 kaka Recent Trackbacks 炊事のロジスティクス 03/02 tmurataの日記 03/02 hrkt0115311の日記 理不尽にやると上手くいく 02/27 理

    kurusupa
    kurusupa 2011/03/03
    「できない」ことで優位に立つ。「できない」を獲得しすぎた状況というのもありそう。カードの対価は何だろう。
  • 理不尽にやると上手くいく - レジデント初期研修用資料

    ちょっと前、「ジューサーの中に金魚を入れる」という現代美術の展示があった。 ジューサーの中に金魚と水が入っていて、スイッチだけリモコンで、観客の側に置かれる。観客は誰もがそのスイッチを押すことができるようになっていて、「いつでも金魚を殺せる」という、その感覚が展示になっていた。 金魚の寿命を延ばすもの この展示で、実際にボタンを押せた人はたぶんいないのだろうけれど、これをたとえば、ジューサーに入れた金魚をインターネットで公開して、ネットの向こう側にいる誰もが、匿名のままそのボタンをクリックできるようにしておくと、誰かがボタンを押してしまう。多数決ルールを導入して、「ボタンを押した人が累計で10人を超えたら、ジューサーの電源が入ります」という看板を出しておくと、ボタンが押される閾値はますます下がる。 匿名ルールを廃して、たとえばTwitter のような、押した人をある程度トレースできるメディ

    kurusupa
    kurusupa 2011/02/26
    以前、AI対戦ゲーム大会でAIにランダム組みこんでみたらやたら強くなって対戦相手総なめしたことがあったのを思い出した。ちょっとだけ通じるものがあるような気がする。
  • 集まりや盛り上がりを支えるもの - レジデント初期研修用資料

    エジプトの市民革命は、ピーク時には数万人もの人々が広場に集まって、集会は20日間近く続いて、大統領を退陣に追い込んだ。 ああいう大きな人の流れは、もちろん政府当局に対する市民の怒りがあったのだろうけれど、あれは「数万人規模の人々を20日間、広場で生活してもらう」という、イベント運営の側面もあって、兵站や補給の側面から今回の革命を見直すと、とてもよく考えられていたなと思う。 エジプトのデモ広場を案内する記事を見ると、水場やトイレどころか、病院から幼稚園まで準備されていた。テレビで放映されたデモの映像には、人々が集まった真ん中に正円形のテント村が写っていて、集まった人がなんとなく作ったものにしてはずいぶん整った形をしていたのだけれど、実際に現場で行われていたことは、想像をはるかに超えていた。 べて休まないと動けない 学生時代に手伝い要員として参加したイベントでは、集まった学生を「生活させる」

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    kurusupa 2011/02/14
    「素人は火力を考える。プロは兵站を考える。」自分は人生の素人だった、と思い知らされる。
  • 希望を捨てて覚悟する - レジデント初期研修用資料

    何年たっても、当直業務というものはやっぱり怖い。研修医だった頃、平然と業務をこなす上の人たちを見て、自分もいつかああなれると信じていたのだけれど、怖いものはやっぱり怖くて、年次を重ねて、恐怖はむしろいや増した。 希望を捨てることについて。 尋問には希望が必要 戦争で捕虜になった人を尋問するときだとか、あるいは刑事事件で容疑者を尋問するときもたぶん同じだろうけれど、尋問や拷問のような手法を使うときには、何らかの希望を見せながらでないと、効果がなくなってしまうのだという。 それが尋問であれば、相手をどれだけ執拗に問い詰めたところで、話したところで状況が変わらないのなら、尋問を受ける側には意味がない。尋問を行うときには、まずは「答えてくれればこんなところからさっさと抜け出せますよ」とか、「早く帰って、子供さんと一緒に話がしたいですよね」だとか、そこから抜け出せる可能性をまず提示して、手を伸ばせば

    kurusupa
    kurusupa 2011/02/13
    『この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ』/希望を捨てるだけじゃダメなんだな。絶望も捨てなければいけない。
  • 理念とは卑怯の提案 - レジデント初期研修用資料

    30年以上も昔、担任の先生が産休に入って、代打要員として、音楽の先生が県から派遣されてきた。ちょうどその頃、県の音楽コンクールが重なっていて、「どうせでるなら勝ちましょう」なんて、いろんなことを教わった。 柔らかい音を出す 「トライアングルを柔らかく鳴らしましょう」というのが、演奏の課題として取りあげられていた。 どれだけの感情を込めたところで、あれだけシンプルな楽器を「柔らかく」鳴らす術は分からなかったのだけれど、その先生は、「柔らかいとは、紐の根を固く持つことだ」なんて教えてくれた。「柔らかい」というのは、要するに響きの減衰が早いことと同義であって、トライアングルを吊っている持ち紐の、トライアングルに一番近い場所を固く握ることで、音は「柔らかく」鳴るのだと。 縦笛を鳴らす人は、パートが終わった瞬間に両手を膝の上に置くときれいに見えること。シンバルを叩く人は、叩いたあとでシンバルごと「

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    kurusupa 2011/01/24
    「子供への評価は従来どおり、その代わり、クラスで獲得した点数で「団体戦」を行って、担任の先生を全国ランキングしたら、もう「自由に好きなことを書きなさい」と教える先生はいなくなる。」
  • 相手に刺される想像力 - レジデント初期研修用資料

    円滑な、最高には遠いかもしれないけれど、少なくとも無難ではある、「お互いに半歩だけ下がって、 丁寧語で当たり障りのない会話をする」関係というものは、人間関係の万能解なのだと思う。 こうした関係を作るために欠かせないのが「相手に刺されるかもしれない」という想像力であって、 お互いがこうした想像力を持ちながら、健全な相互不信を続けていければ、人間関係に関するトラブルは、恐らくはずいぶん減るんじゃないかと思う。 変な台がある 世の中ではしばしば、強い側に立った人が、目の前にいる「弱い人」に対して、ひどく横柄に振る舞う。 下手すると、相手のほうが年上で、体格もよかったりするのに、立場の強い側に立った人は、 「あとからこの人に殴られるかもしれない」という可能性をしばしば無視して、必要以上に横柄になる。 弱い側の人もまた、同じ人間である以上、横柄な相手をぶん殴ることは決して難しいことではないのに、

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    kurusupa 2011/01/11
    牛の生首=「よろしくお願いします」
  • 「ロバスト性」メモ - レジデント初期研修用資料

    外乱に対して強く安定していること、「ロバストであること」は、どういう要件を満たすことで成立するのか、そんなことをこれから考えてみたい。 英国の自動車番組「TopGear」 の中で、家に激突しても、海に沈められても、ビルごと爆破されても、動き続けて、 自動車としてはじめて北極圏に立った「トヨタハイラックス」は、そうしたロバストな製品の代表だろうけれど、 じゃあハイラックスはどうして壊れないのか、それをきちんと説明できるようになると、きっといろんなものが見えてくる。 頑丈や冗長とは違う 外乱に対して強いことというのは、必ずしも頑丈を意味するわけではないし、冗長性を持たせることで、プロダクトはたしかにロバストになるけれど、ならばロバストに作られた何かが、常に冗長かといえば、案外そうでもない 外乱という言葉に、環境だけでなく、「人がそれを使い続ける」という人間要素を入れると、話はもっとややこしくな

    kurusupa
    kurusupa 2011/01/08
    ロバストって知らない単語だった。ピーキーの反対語と考えていいのだろうか。
  • 努力には正しい方向がある - レジデント初期研修用資料

    どこかに就職したり、何か会社を興してみたりといった体験を持たない、生まれついての「プロの政治家」という人たち、 学校を出て、最初から政治家として活動して、努力した人たちが、そのまま最上階まで行ってしまうのは、恐ろしいことだと思う。 努力した人はしがみつく 何かの目的を持った人、目標を「これ」と決めて、それを実現するためのやりかたを考えた経験を持つ人は、 あらゆる場所が通過点になる。目標を達成したなら、たぶんまた別の目標が見つかって、やるべきことや、必要な資格なんかは、その都度変わってくるだろうから。 漠然と「努力」を重ねて、努力の「ご褒美」として、一番高い椅子を手に入れてしまった人には、もはや「上がりの先」を想像することができない。努力をもっとやろうにも、 そこにはもう、問題集とか、次のご褒美を用意してくれる誰かはいないから、先が見えない。 こういう人が頂点に座ってしまうと、今度はじゃあ、

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    kurusupa 2011/01/05
    「好きなことで食べていけるよう、よく考えなさい」この言葉は素晴らしいが、これだけだと言われる側は必要な前提をいくつか飛ばして理解してしまうような気がする。前提についても明示を試みる必要があるかも。
  • 見解について - レジデント初期研修用資料

    そこにある一連の事実をお互いに共有した上で、お互いが事実に対する妥当な見解を示すことで、状況はコントロールされる。 「見解の不一致」は、それぞれの目的が異なる以上、珍しいことではないけれど、事実が共有されている限り、 相違した見解は、妥当な譲歩によって合意に結びつけることができる。 見解とは何か 交渉の椅子に座る人は、それぞれの立場と、内に秘めた目的とを持っている。 立場と目的とを正しく理解した人が事実と対峙すると、必然として、事実に対する見解というものが生み出される。 目的を正しく定義できない、あるいは自らの立ち位置を理解していない人が事実と向き合って、そこから「見解を教えて下さい」と問われたところで、 恐らくその人の口からは、単なる要約以上のものは出てこない。 事実の要約と、事実に対する見解とを隔てているものは、目的を達成するために行われる思考の有無であって、 一連の事実に対して、その

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    kurusupa 2010/12/30
  • フィクション欠乏症について - レジデント初期研修用資料

    「大人になること」というのは、「何かに飽きる」ことと同義であって、ある分野に対して飽きることに失敗したまま、 資金力や実行力ばかりが身についた「大きな子供」は、しばしば暴走して、とんでもないことをしでかしてしまう。 オカルトの摂取は大切 たとえばオカルトを恒常的に摂取している人たち、今でもムーを欠かさない自分みたいな人間は、オカルトというものを楽しみこそすれ、 それを心から信じ込んだり、何かのオカルトグッズに全財産をつぎ込んだりといった行動は、逆に出来ない。 オカルトがどれだけ魅力的でも、20年もつきあっていれば飽きが来るし、人間の想像力には限界がある以上、 オカルトマニアがどれだけ想像力を駆使したところで、新しい神秘はなかなか出てこないものだし。 「飽き」という現象は、恐らくはオカルト以外のどんな分野にもあって、力を持てない子供のうちに、そうした極端なフィクションをたくさん摂取して、 そ

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    kurusupa 2010/12/22
  • 新しい技術をものにする - レジデント初期研修用資料

    Google へのハッキングが中国軍幹部の指示で行われた」というニュースが、個人的には最近けっこう驚いた。 軍隊の上層部なんて、どの国を眺めたところで、頭の固い老人ばかり、ましてや中国なんて、と高をくくっていたら、中国軍の幹部は、「ハッキング」という新しい技術を、一応使いこなしていたわけだから。 やってみないと分からない 日ならばじゃあどうなのか、たとえば今の政治家の人たちに、「我が国の○○というスーパーハッカーなら、 ペンタゴンに仕掛けたバックドアからいつでも侵入できます」なんて報告を受けて、じゃあそのすごい技術を前にして、 一体どんな指示が飛ばせるものなのか、恐らくは何もできないんじゃないかと思う。 実際に自分で使ってみない限りは、その技術のすごさというものは、理解できないし、ましてや使いこなすことなんて難しい。 それはIT技術に限らず、大昔の刀と槍の時代、戦争がこれから起きて

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    kurusupa 2010/12/06
    専門家と顧客の関係一般に応用が利きそう。
  • 電線に意識が宿る - レジデント初期研修用資料

    スマートホンを持ち歩くようになってから考えたこと。自分なんかはむしろようやく追いついた側で、 携帯電話を使いこなしている人たちは、もっとずっと先を行っているのではないかと思う。 道具の境界がなくなった ちょっと前までだったら、原稿を書くときにはこの道具、大切な連絡をするときにはこの道具といったように、 同じPCを介した作業であっても、道具を使い分けていた。 スマートホンを持ち歩くようになってから、こうした道具の境界というものが曖昧になって、全てはチャットの延長のようなものへと収斂しつつあるような気がする。 今はたとえば、印刷原稿はTeX で書いて、それをSubversion 経由で出版社にアップロードする。出版社のサーバーが原稿を受け取ると、 それが自動的にメール配信されて、編集者が原稿を手直しすると、訂正箇所の差分ファイルが、またSubversion 経由で送られてくる。 通信メディアは

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    kurusupa 2010/11/26
    下層レイヤーがしっかりして、下層レイヤーに割かれる労力が減少してくると注目が上層レイヤーに移る。標準化、自動化は上層レイヤーに労力を集中するために行うのだと思う。層とレイヤーかぶってるけど気にしない。
  • 手の抜きかたを考える - レジデント初期研修用資料

    戦争中に大量に作られた「戦時標準船」というものに関するお話。 戦争を継続するには莫大な物資が必要で、輸送に使う船は、戦争が始まるとすぐに足りなくなるから、 戦争中には「戦時標準船」という、大量生産品の船が大量に造られて、日米ではその考えかたが異なっていた。 日は手を抜けなかった 日の戦時標準船は、最初の頃は高品質すぎて、全然「手抜き」になっていなかったのだという。 戦時だから、たしかに見た目は粗末になったけれど、船体は3次元曲面で描かれていて、 中身は従来の高品質な船舶そのままだったから、大量生産を目指して「手抜き」を心がけたはずなのに、工期の短縮は達成できなかった。 戦争の後半、いよいよ物資が足りなくなって、改めて「手抜き」を目指して図面が引かれた船には、今度は安全装置が備わっていなかった。 船には欠かせない安全装置である「二重底」は省かれていたし、性能が低くて安全性の低い船舶を、

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    kurusupa 2010/11/26
  • 面白いものと売れるもの - レジデント初期研修用資料

    誰かに「これは面白い」という評価をいただいて、それを「売るもの」へと手直ししているときには、 誰もがたぶん、どこかで「面白さを削る」ような気分を味わうんじゃないかと思う。 「お金が取れるぐらいに面白いもの」と、実際に「売られているもの」との間には深い断絶があって、それを超えるのはなかなか難しい。 スマートホンの話 このところずっと Android 携帯で遊んでいて、今さらながらこれが面白い。 HT-03A は、ほとんど毎日のように何らかのROMが更新されていて、自分なんかは正直、 XDA developper で交わされている内容の1割も理解できていないんだけれど、いろんな国の人たちが、 新しいROMを発表してみたり、「俺の作ったbootimage を見てくれ」なんてフォーラムを立ち上げて、 名乗りを挙げた人柱が見事に玉砕してみたり、ログを追いかけているだけで、 なんだか自分が詳しい人間に

    kurusupa
    kurusupa 2010/11/21
    「欠点を指摘して保証を要求する権利」
  • 正直の向こう側 - レジデント初期研修用資料

    「正直のありよう」というものは、語る側と調べる側とで、意味するところが全く異なってくる。 独りよがりな「正直」を貫くと、「相手は自分の意見を全く聞き入れてくれなかった」と絶望することになるし、 「お互い正直ベースで生きましょう」と親しげに声をかけてみせることが、相手の脆弱性を突く手段にもなってくる。 正直の意味には幅がある 漠然と「いい人」であるための正直というありかたと、脆弱性対策としての正直とは、同じ単語でも、意味が全然違違ってくる。 取り調べを受ける立場になった人たちが、前者の「正直」を貫こうとすると大変なことになる。 訴訟に巻き込まれたり、刑事事件の取り調べを受けた人のインタビューでは、「自分たちの意見を全く聞き入れてくれなかった」とか、 「事実のごく一部だけしか取りあげてもらえなかった」といった感想が、しばしば語られる。 あれは恐らく、調べる側が「事実をあえて無視した」わけではな

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    kurusupa 2010/10/29
  • 創造的安普請 - レジデント初期研修用資料

    創造というものは「何でもない」場所から生まれる。 今の時代は何でもあって、手に入らないものなんてないはずなのに、「何でもないもの」の居場所というものは、どんどん失われていっているような木がする。 創造の生まれる場所 たとえば「日版シリコンバレー」みたいな、何か創造性を期待するような場を気で作ろうと思ったならば、 「きれいなオフィスを国費で安価に提供する」ような発想をしてはいけないのだと思う。 国がどこかを開発して、こぎれいなビルを並べて、安い家賃で貸し出したところで、新しいものは創造されない。 きれいなビルの代わりに、どこか土地の安い、不便な広場を買い上げて、廃棄寸前の貨車だとか、 コンテナみたいなものを大量に並べて、「水道と電気、無線LAN だけ用意してやるからあとは自己責任」みたいな場所を用意したほうが、 「創造」はより近くなる。 アップルはガレージ生まれだし、ホールアースカタログ

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    kurusupa 2010/10/26
    『「自由にできる」というメリット』
  • 事実と見解について - レジデント初期研修用資料

    事実と見解、状況のコントロール、その周辺の言葉について。 見解の一致は目標にならない ある事実があって、お互いがそれを共有した上で、その事実に対する見解を持つ、この状態が、コミュニケーションが目指すゴールになる。 事実が「これ」と定まったところで、立場や目的が異なっていれば、見解は一致しないことが当然であって、見解の一致をみた状態というものは、 交渉が成功した状態というよりも、むしろ偶然に生じた例外的な状態なのだと思う。 見解が一致したほうが、もちろん合意を形成しやすいけれど、異なる見解を強引に一致させようと思ったならば、相手を「説得」する必要がある。 説得というものは、見かたを変えればどうしても虚偽と受け取られてしまう可能性があって、病院のような、お互いの間合いが近い、 何度でも交渉をやり直す機会が得られるような場所では、「説得」はいい結果を生まない。 状況のコントロールとは何か 状況の

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    kurusupa 2010/10/24
    事実が共有され、それぞれが見解を持っていることが大事と。
  • コンセプトについて - レジデント初期研修用資料

    Recent Entries コンセプトについて 経験は「どう」に集まる メディア化とロボット化 失敗を生かすということ 人型ロボには意義がある チームワークについて 見解の否定と見解の相違 泳ぎかたと溺れかた 通過儀礼が事後的に合理化する 日用品がプラットフォームになる Recent Comments このは何でないのか 12/31 medtoolz 12/30 薬屋支店総務 12/30 愛読者 12/30 エリヤフ先生 12/29 medtoolz 12/29 元傍観者 12/29 medtoolz 12/29 エリヤフ先生 12/29 medtoolz 案外やっていけるお店のこと 12/30 kaka Recent Trackbacks 経験は「どう」に集まる 10/15 読んだものまとめブログ 10/14 Tweets that mention ... メディア化とロボット化 1

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    kurusupa 2010/10/20
  • 経験は「どう」に集まる - レジデント初期研修用資料

    「何をするべきか」を語れる人は多いけれど、「どうやってそれを実現するのか」を語れる人は少ない。 「何」は一般化して、買い叩かれて、いっぽうで、「どう」を知っている人は生き延びて、 経験や知識というものは、「どう」を知っている人に集まってくる。 売りになる経験のこと たとえば最近、近所の開業クリニックで「医事職員募集」の広告を出したら、 大学を卒業したぐらいの人たちが30人、ずらっと列をなして集まってきたんだという。 今はもう当に仕事が厳しくて、田舎だと、立派な学歴を持った人でも、 ある程度安定して勤められる職場というのは当に少ないらしい。 うちの病院には最近、30代も後半の男の人が2人、新規職員として就職してきた。 2人とも、以前に病院勤めをしてきた人たちで、その頃の病院というのは、ちょうど「DPC」という、 新しい会計制度を導入した頃で、事務長は、「その時に病院にいた」という経験を買

    kurusupa
    kurusupa 2010/10/14
    「できる」と言うことの本質は、理論とは全く別の場所に存在しているのかな。