大型で非常に強い台風19号はこのあと静岡県に上陸する見込みです。台風の影響で記録的な大雨となっていて、関東甲信と静岡の1都6県には大雨の特別警報が発表されています。気象庁は命が助かる可能性が高い行動を取り、ふだんは災害が起きないと思われているような場所でも、最大級の警戒するよう呼びかけています。 気象庁によりますと、台風19号の影響で関東甲信や東海では非常に激しい雨が降り続き、午後5時までの48時間の雨量は、神奈川県箱根町で800ミリを超えているほか、静岡県伊豆市市山でも700ミリを超えるなど平年の10月1か月分のおよそ2.5倍に達する記録的な大雨となっています。 気象庁はすでに重大な災害が発生している可能性が極めて高いとして、午後3時半に静岡、神奈川、東京、埼玉、群馬、山梨、長野のあわせて1都6県に大雨の特別警報を発表しました。5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5にあたる情報で、最大