タグ

ブックマーク / cpplover.blogspot.com (11)

  • 本の虫: 帰ってきたきれいなリーナス・トーバルズ、無作法な開発者をたしなめる

    Linus Torvalds Shows His New Polite Side While Pointing Out Bad Kernel Code - Phoronix 人の心の読み方を学んで復帰したリーナス・トーバルズは、さっそく無作法なプルリクエストをたしなめている。その文章は大文字センテンスも4文字言葉も使っていない優しいものに変わっている。 問題はプルリクエストはBigBenゲームコントローラーに対するドライバーの追加で、このドライバーはデフォルトで有効にされていた。これはLinuxカーネルの慣習にそぐわないものだ。新しく追加された名前もきいたこともないようなデバイス用のドライバーが、いきなりカーネルでデフォルトで有効にはされないものだ。新参者のドライバー開発者は、大抵自分のドライバーはとても重要で、自分の所有しているデバイスは全員所有しているのでデフォルトで有効にするのは当然

    kusaret
    kusaret 2018/10/29
  • 500マイル以上離れた場所にメールが送れないのだが

    http://web.mit.edu/jemorris/humor/500-miles From: Trey Harris <trey@sage.org> 今から私が書く話は、起こりようのない問題についてだ。この話を広く一般に公開してしまうのは惜しい。というのも、いい酒の話のネタになるからだ。この物語は、退屈な詳細や問題を隠すために、多少事実を変えていて、物語を面白く脚色している。 数年前、私はキャンパスのメールシステムを保守する仕事をしていて、統計学部の学部長から電話を受けた。 「大学の外にメールを送るのに不具合が発生しているのだが」 「どんな問題でしょう?」と私はたずねた。 「500マイル以上メールを送れないのだよ」と学部長は説明した。 私はラテを吹き出した。「何だって?」 「ここから500マイル以上離れた場所にメールを送信できないのだよ」と学部長は繰り返した。「実際は、もう少しあるの

    kusaret
    kusaret 2017/11/18
  • 警察官に職務質問をされた話

    とても日差しの暑い7月、木場の自宅から銀座にある職場まで5kmの道を、5kgはある荷物を背負って徒歩で通勤していた。その日の私の出で立ちは、日焼けを防止するための大きな帽子、OD色の即乾シャツ、クライミング用のジーンズ風ストレッチパンツ、半長であった。勝鬨橋を超えて自販機で飲み物を買うと、急に警察官が3人近寄ってきた。 警察官「ちょっといいですか」 私「何ですか」 警察官「荷物の中を確認させていただきたい」 私「嫌です」 警察官「なぜですか」 私「応じる義務がないからです」 警察官「危険なものが入っているのではないですか」 私「入っていません」 警察官「では見せて証明してください」 私「見せる義務はありません」 このような問答がしばらく繰り返された挙句、私は出社をしなければならないのでその場を離れようとした。すると、警察官は回り込んで私の往来を妨害してくるではないか。人の往来を妨害するの

    kusaret
    kusaret 2017/07/04
  • ここらでもう一度マストドンについて語っておくか

    オレが間違っていたぞ、清水亮。 なんで「オレが間違っていた」と最初に書けないのか。つまんねープライドもってんなー -- 清水亮 https://mstdn.onosendai.jp/users/shi3z/updates/1002 前回、前々回と、マストドンについての批判を書いた。結論を先に書くと、私の技術上の懸念以外の懸念はすべてあたらなかった。 の虫: そろそろマストドンについて語っておくか の虫: マストドンが直面している問題はすでにP2P技術が15年前に遭遇した問題だ そうこうしていると、ドワンゴがマストドンのインスタンスを立ち上げた。 https://friends.nico/ これはなかなか興味深い。というのも、私はドワンゴに雇用されているので、ドワンゴが悪意を持っているかどうかについては内部の情報があるため判断しやすい。マストドンはインスタンスの管理者が悪意を持っているか

    kusaret
    kusaret 2017/04/21
  • 本の虫: 最も日本人を多く殺す職について考察した結果、反医療主義という結論に至った

    概要:この記事は最も多くの日人を殺す職業について考察したうえで、最終的に意外だが確実に多くの日人を殺している職業を特定したので書いた。結論を書くと反医療主義なのだが、考察の過程をたどっていこう。 今週の土日は何も予定がなく、かつ面白いPCゲームも見当たらないため、非常に暇である。そこで、最近執筆が滞っているブログのリハビリを兼ねて、何の意味もない文章を書いてみようと思う。お題はこれだ。 人を殺せる職につきたい 間接的に多くの日人を殺せる職につきたい 絶望的に人望がないので政治家や起業家は難しい スキルはITエンジニアの経験のみ このクソみたいな人生憤を晴らすためだけに間接的に日人を大量にぶち殺したい どうすればいいのだろうか なるほど、まず考察する内容を整理しよう。 この匿名ダイアリーの筆者を仮に増田とする 増田は人を殺せる職につきたい 人とは日人である 政治家と起業家以

    kusaret
    kusaret 2017/01/22
  • GoogleのエンジニアがAmazonで片っ端からType-C USBケーブルをレビューしている

    Amazon.com: Profile for Benson Leung GoogleChromebook PixelのエンジニアであるBenson Leungが、アマゾンで売られているType-C対応を謳っているUSBケーブルとアダプターを片っ端からレビューしている。 なぜそんなことをしているのか。Googleの製品であるChromebook PixelはUSB Type-Cによる充電ができるが、巷に出回っている自称USB Type-C対応の製品の多くが、USB規格に違反していたり、十分な性能がない欠陥品だったりするからだ。 そもそも、USB Type-C規格は、3A, 5V, 15Wの電力供給ができる。3Aの電力供給は、途中の経路がすべてUSB Type-C対応の製品である場合に限る。例えば、途中にUSB 2.0などのレガシーケーブルを挟む場合は、USB Type-C規格準拠のケーブ

    kusaret
    kusaret 2015/11/05
  • 自作のサポセン応答AIを作ったとされるニューヨーク市の職員は単にロボット声で応答していただけだった

    以下のような報道記事が上がっている。 ニューヨーク市のヘルプデスク職員、自作のAIプログラムに仕事をさせて停職処分 - BusinessNewsline 日付は執筆時点で"Posted Yesterday, by Anthony Holt"と書かれている。つい昨日、2015年10月2日の最新のニュースだ。ガイジン風の名前も信憑性が高い。おそらくは翻訳記事に違いない。重要な内容は以下の通りである。 ニューヨーク市がヘルプデスクの電話対応の作業を自作のAIプログラムに代行させていたとして、このヘルプデスクの職員に対して停職20日間の処分を下していたことが判った。 この職員は、Ronald Dillonという人物で、彼は自分の声とそっくりの自動音声応答システムを自作してヘルプデスクにかかってくる様々な質問をそのAIシステムを使って答えさせていた。 しかし、対応に疑問を感じた人が通報を行うことで、

    kusaret
    kusaret 2015/10/03
  • ビッグデータツールチェインのセキュリティはビッグリスク、あるいは、誰もHadoopをスクラッチからビルドする方法を知らない件について

    ビッグデータツールチェインのセキュリティはビッグリスク、あるいは、誰もHadoopをスクラッチからビルドする方法を知らない件について The sad state of sysadmin in the age of containers コンテナー時代のシステム管理者の惨状 システム管理は惨劇に見舞われている。現状は悲惨だ。 筆者は昔気質のシステム管理者に不満はない。システムの稼働を維持し、アップデートし、アップグレードする方法を知っている者達だ。 この憤りは、コンテナーと構築済みVMと、それらがもたらす、「信頼」や「アップグレード」の欠如による悲惨な惨劇に対するものだ。 例えば、Hadoopを見てみろ。誰もHadoopをスクラッチからビルドする方法を知っているようには見えないぞ。依存性とバージョンとビルドツールが悲惨なほどに絡まりあっている。 この手のイケてるツールの中で、古典的なmake

    kusaret
    kusaret 2015/04/28
  • Pingプログラムの話

    The Story of the PING Program そうだ。UNIXのpingを書いたのは俺さ。pingというものは誰でも知ってるだろうが、これはある夜、俺が千行程度で書いたハックだ。 名前の由来はソナーの音だ。俺は大学でソナーとレーダーシステムの設計をさんざんやっていたので、サイバースペース的なものとは親和性が高かった。新しい分野に既存の概念を適用したというわけだ。pingはIP/ICMP ECHO_REQUESTとECHO_REPLYパケットを使って時間を測り、ターゲットマシンへの「距離」を計測する。 4.2a BSD UNIX用のPINGを書いた着想は、1983年の7月に、ノルウェイでのDARPA会議で、Dave MIlls博士からきいた話が元だ。博士はFizzball LSI-11システムで、ICMP Echoパケットの時間を計測して、経路遅延を計測したと話していた。 19

    kusaret
    kusaret 2014/10/13
  • fork()は失敗するんだぜ、覚えときな

    fork() can fail: this is important あー、fork()のことね。プロセスがもっとプロセス作るためのやつな。いや、他にもプロセス作る方法はあるけどな。ま、面白い話がもうひとつあるから聞かせてやるよ。 forkは失敗するんだぜ。分かってるか? マジで分かってるか? マジだぜ。forkは失敗するもんだ。mallocと同じさ。失敗することもある。そんなに頻繁にってわけじゃないけどさ、でも失敗したら、無視できっこないぜ。ちっとは脳みそ働かせなきゃならん。 forkが0を返したら、そいつは子プロセスで、親なら正数を返すってことは、みんな知ってるよな。その値は子のpidだ。こいつを保存しといて、あとで使うってわけだ。 失敗を確認しない場合どうなるか知ってるか? そうだよ。お前多分、"-1"(forkのエラー通知)をpidとして扱ってるんだろ。 さて、問題の始まりだ。

  • Linus Torvalds、 GCC 4.9.0のコード生成にブチ切れる

    Phoronixで知ったが、Linus TorvaldsがGCC 4.9.0のコード生成にブチ切れている。 問題はLinuxカーネルのload_balance()がランダムにパニックを起こすというもので、その原因は、報告者の使っているコンパイラーであるGCC 4.9.0のコード生成がおかしかったという話だ。 Linus様は御自ら生成されたコードを読み給い、平生と変わらぬ調子で物事の道理を示された。 Linux-Kernel Archive: Re: Random panic in load_balance() with 3.16-rc From: Linus Torvalds Date: Thu Jul 24 2014 - 14:47:25 EST On Wed, Jul 23, 2014 at 6:43 PM, Michel DÃnzer <michel@xxxxxxxxxxx> wro

    kusaret
    kusaret 2014/07/27
  • 1