「レジ袋は石油の成分の中で、余り気味のものを使っていた」という私の記述に対して、高分子材料(プラスチックや合成繊維など)の歴史に精通していない人からのご質問やご意見があるので、ネットを通じて答えておきたい。 また、技術者の中にもレジ袋の追放に潜むトリックに気がついていない人もいるようだ。でも、それは社会的に弱い人をさらに痛めつけ、石油の消費を増やし、特定の業者の利権を守るだけだ。 さらに科学的事実に反する知識を社会に蔓延させることも良くない。高分子材料の歴史は複雑だが、よく学び、全体像とその結果を考慮してもらいたい。 ・・・まず、高分子材料の知識から・・・ 人類が石油を大量に使い始めたのはそれほど古いことではない。おおよそ20世紀のはじめとしてよいが、その頃にはまだプラスチックは発明されていなかった。 1924年、Staudingerが高分子の概念を作り、1930年代にDuPontの若き研
―― 改めて埋蔵金の存在を否定してから増税路線を推し進めようということですよね。 高橋 財政再建のために増税が必要か否か、というのは、増税の前にやるべきことをいくつ終わらせるかの問題です。私は、政府の特別会計などに貯まっている資産があるのだから、まずそれを検証して財源にする方策を検討した方がいいという立場です。増税派の主張は、埋蔵金はそもそも存在しないのだから議論すべきことの1つではない、まず増税が先だというものです。 でも、財政再建には、実は、デフレーションから脱却するのが一番簡単なのです。今、日本はインフレーションになっていると皆がすぐに言うのだけど、はっきり言ってインフレになんかなっていませんよ。一部の物価だけが高くなってもインフレとは言いません。インフレになるには総合指数が高くならなければいけないのですが、1%程度ですから、インフレとは到底呼べません。 こうした状況下では、金融緩和
うちの地域でも、中学生以下の小児医療が無料になる。来年あたりから本決まりになるみたいで、 まだかろうじて生き残っている、小児救急やってる先生がたは、今からもう「終わった」とか言ってる。 夜間の小児科外来は、来る子供のうち9割以上は「軽症」。たいていの子供さんは、 日中の小児科外来が開くまで待っても、大きな問題は生じない。 今はそれでも、「時間外」であることが、わずかながら抑止力にはなっているけれど、 これが「無料」になってしまうと、もう歯止めがかからない。 黒幕はいない たぶん、議員も役所もそんなに馬鹿じゃないから、無料になったら患者が殺到して、 現場が疲弊して、病院が潰れることぐらい、容易に想像できるはず。 「無料化」を推し進める人は、たぶんそうなることを分かっているんだろうけれど、 多数決の原則は、その流れを止められない。 選挙は公約の争い。 誰かが「小児科医療無料化」を打ち出したら、
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