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日本に住んでいると、あらゆる物・サービスの品質が高いレベルで保証されていることが自然に期待できる。 そんな日本にいて、唯一*1品質に信頼がおけないものがある。 それが「翻訳」。 高校生ぐらいのころ、英語の本と日本語訳を読むようになって、そのことに気がついた。 最初の経験は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のノベライズ。 バック・トゥ・ザ・フューチャー (新潮文庫)posted with amazlet at 13.03.30ジョージ・ガイプ 新潮社 売り上げランキング: 243,145 Amazon.co.jpで詳細を見る 最初に英語版を読んでから、この日本語版を読んだ。 翻訳は全体として非常に読みやすい。 だが、ところどころ明らかに英語と違い、そのために意味が通らなくなっているところがある。 原文と突き合わせてみると、明らかな誤訳だ。 本というものに対して、ある種の権威を感じていた自分に
ちょっと凝ったWebアプリケーションを作成していたり、あるいはWebのセキュリティに関わっている人ならば「Same-Origin Policy」(SOP)という言葉を一度は聞いたことがあると思います。日本語では「同一生成元ポリシー」あるいは「同一生成源ポリシー」などと訳されることもありますが、個人的には「オリジン」は固有の概念を表す語なので下手に訳さず「同一オリジンポリシー」と書いておくのが好きです。 さて、この「オリジン」とは何なのかという話ですが、これは「RFC 6454 - The Web Origin Concept」で定められており、端的に言うと「スキーム、ホスト、ポート」の組み合わせをオリジンと定め、それらが同じものは同一のオリジンとして同じ保護範囲のリソースとして取り扱うということです。 例えば、http://example.jp/fooとhttp://example.jp:
UIデザインの参考に!斬新で美しいUIをもったiPhoneアプリまとめ という記事では、紹介しているアプリのことごとくに、「ボタンが無くてシンプル」「直感的で使いやすい」などと書いてあるが、ClearのUIみたいなのを「誰でも直感的に操作できる」などと評価する理由がさっぱり理解できない。 こういうUIは基本的にどれも玄人向けで、操作がジェスチャの塊になってしまっているものは、それが使いこなせる俺カッケー感が高くて自己顕示欲を満たしやすい。"そのように操作できるUIデザイン"が気持ちいいのではなく、"そのように操作している自分"が気持ちいいの間違いなんじゃないだろうか。 ボタンが一切なくてシンプルだと気持ちがいいUIになるだって? そんなわけがあるはずない。現実世界はボタンが一切なくてシンプルなUIで溢れているし、そのおかげで毎日いろんな場面でいらいらさせられている。たかが1個のレバーを上げ
こんにちは。kintone開発チームの天野です。好きな食べ物はエビフライです。 昨年4月から、技術評論社のWEB+DB PRESS誌で連載「JavaScript活用最前線」を執筆させて頂いています。まだ試行錯誤している点も多いのですが、原稿執筆の進め方についてまとめたいと思います。 WEB+DB PRESS Vol.73 執筆体制 現在の執筆者は自分(@ama_ch)と@teppeisの2名で、各回交互に執筆しています。 プラス編集の方が1名、アドバイザー1名の計4名です。 大まかな流れ 原稿が完成するまでの大まかな流れは、以下のようになります。 テーマ案検討MTG 案決定 執筆スケジュール決定 構成案提出 ラフ提出 原稿提出 校正 完成 全体を通して連絡や相談が多く、執筆者も一人ではないため、複数人での密なコミュニケーションが必要です。 コミュニケーション 基本的なコミュニケーションには
僕はよく「関数プログラミングの入門書には何がいいか」という質問を受ける。そのときは必ずこの本(と他のいくつか)を答えるようにしている。書評を書いたつもりになっていが、検索してみると書いてないようなので、反省して良書を紹介してみようと思う。 プログラミングの基礎 ((Computer Science Library)) 作者: 浅井健一出版社/メーカー: サイエンス社発売日: 2007/03/01メディア: 単行本購入: 17人 クリック: 409回この商品を含むブログ (127件) を見る 本書はプログラミングの経験のない人を対象としており、書名通りプログラミングの基礎が説明されている。使用する言語は OCaml である。著者の浅井先生は、お茶の水女子大学でプログラミングを教えている。授業の経験を元にした本にはよくあることだが、内容が実に整然としており、例題がこなれている。 初心者を対象と
LeselysはGoogleリーダーライクなUIのWebベースのフィードリーダーです。 Googleリーダーが7月1日で終わりというニュースを受けて、世界中のITエンジニアがざわついています。代替のサービスを探す人、これを機に情報収集スタイルを変える人、そして自分でサービスを作ってしまう人もいます。今回はその一つLeselysを紹介します。 ログインします。 メイン画面です。左側にフィード一覧が表示されています。 フィードを選ぶと記事タイトルの一覧が出ます。 記事タイトルをクリックすると記事本文が表示されます。 未読の記事はタイトルが太字になっています。 設定画面です。 購読しているフィード一覧。 LeselysはGoogleリーダーと似たスタイルでの購読ができます。現時点ではキーボードショートカットがなかったり、記事本文を表示する際のアニメーションがちょっと面倒であったりしますが、今後の
Django 1.5.1 が昨日 リリースされました 。リリース内容を見るて、クエリーセットにメモリリークの問題があったそうです。 もともとのバグ 1.4 では、2回クエリーセットを解決すると、空な結果が返ってきて、前の結果がガーベージコレクションされない現象があったそうです (バグ #19895) 例えば: qs = MyModel.objects.all() first = list(qs) second = list(qs) # second は first と一緒だはずなのに、空になってしまう。。 1.5 ではこの問題に対して、 修正された らしい。ただし、1.5 のリリース後にその修正はメモリリークを招いたことが分かった。 メモリリーク この問題は Python の動きに関係があるそうです。Django の開発者は Python のバグ を登録していたんだけど、うちは社内で「それ
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