いかにして「イタリア料理」が作られたか パスタ、ピザ、生ハム、ラザニア、リゾット。 「イタリア料理」と言われると思い出すのは、 だいたいこの辺りではないでしょうか。 ただ一口に「イタリア料理」と言っても、パスタもピザも、地方や家庭によって星の数ほどもバリエーションがあるし、生ハムもリゾットも、地域によってはポピュラーじゃなかったりします。 イタリアには様々な地方料理があり、ラツィオ料理、プーリア料理、シチリア料理、ピエモンテ料理などなどその豊かさには圧倒されるのですが、あまりにバリエーションがありすぎて「イタリア料理」という明確に定まったものが存在するわけではないです。 ただ「イタリア料理」というものは漠然と意識の上で存在し、イタリア人はイタリアの食文化を大変誇りに思っている。その中でも特に、自分たちの郷土料理こそ一番だと思っている。 今日はどういう過程で様々な地方料理が「イタリア料理」と
![「イタリア料理」の統一運動 - 歴ログ -世界史専門ブログ-](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/15245df2f88aca94a84e7fcb524cb7aa4ca3fc83/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Ft%2Ftitioya%2F20150913%2F20150913020055.jpg)