世の中にはさまざまな本(書物)がありますが、その中でも、辞書は特に身近なものと言えるでしょう。自分専用でなくても、自由に使える辞書があるという人は多いはずです。 辞書を身近に置く理由は、辞書は何かと役に立つもの、頼りになる道具だからでしょう。他にも理由は考えられますが、何かを調べようという時、まずは辞書や事典にあたってみるという行動は、人間の知的行為の基本と言えるものです。これは、紙媒体の辞書であっても電子辞書であっても、さらにはネット上の辞書であっても変わりません。辞書は知識の宝庫であり、さらに膨大な知の世界への手近な入り口と言えるのです。辞書で手掛かりを得て、さらに広く深く調べたり考えたりしてゆくことは、単純でいて極めて有効な方法です。 特に、外国語の学習は辞書抜きでは考えられません。優れた教師についたとしても、辞書と文法書を最大限に活用することが不可欠です。なぜなら、未知の言葉で