月より遠い天体表面のサンプルを地球に持ち帰るという世界初のミッションを目指した小惑星探査機「はやぶさ」。JAXA様指導の下、トータルシステムの開発、製造、試験および運用に関わってきたNECだから伝えられるチーム「はやぶさ」の挑戦に迫ります。 取材・執筆は、世界から注目の「はやぶさ」プロジェクトを、計画段階から追い続けているノンフィクション・ライターの松浦 晋也 氏。チーム「はやぶさ」の開発・運用に携わった担当者に鋭く斬り込み、プロジェクトの裏側にある「はやぶさ」の魅力をご紹介します
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2014年01月21日20:11 カテゴリロケット開発動画 成層圏気球を用いた映像通信実験 2013年12月31日と2014年元日の2回、成層圏まで到達する気球にリアルタイム映像伝送装置を搭載し、高度30kmからの日の出の撮影を行いました。 2013年11月11日にグリコ様のプロモーション企画「ポッキーロケットプロジェクト」の際にポッキーロケットにSNS社のロケットとして初めてリアルタイム映像伝送システムをロケットに搭載しました。 このリアルタイム映像伝送システムを長距離でも使用可能にするために地上側のシステムの改修を行い、宇宙空間まで到達するロケットでも使用可能な映像伝送システムの実証試験を行いました。 実験に使用したのは高度30km以上まで到達する成層圏気球。山梨の地球観測気球プロジェクトチーム「kikyu.org」さんと協力して実験を行いました。 kikyu.orgさんには気球の放球
小惑星探査機「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」から持ち帰ったカプセルに、微粒子が入っていたことが分かった。宇宙航空研究開発機構の関係者が、朝日新聞の取材に明らかにした。微粒子は地上で混入した可能性もあり、宇宙機構は成分を詳しく分析し、イトカワで採取できたものかを調べている。イトカワの物質なら、月以外の天体に着陸して試料を持ち帰った世界初の例となる。 カプセルは、特殊な装置の中で開封され、内部にあるサンプルキャッチャーと呼ばれる採取容器内で微粒子が見つかった。ただ、ごく微量だという。顕微鏡で観察しながら一粒ずつ分析する。 はやぶさは2005年11月にイトカワに着陸、試料採取装置は正常に作動しなかったが、着陸で舞い上がったほこりが採取できた可能性が指摘されていた。1ミリ以上の砂が入っていないことは、開封前のX線撮影でわかっている。 宇宙機構は今後、微粒子に含まれる同位体や結晶構造などから地
【ウーメラ(豪州南部)=東山正宜】13日深夜に地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」から分離されたカプセルが、日本時間の14日午後4時8分、豪州南部ウーメラ砂漠で回収された。宇宙航空研究開発機構が発表した。カプセルは破損していないという。小惑星「イトカワ」の砂が入っている可能性がある。 ウーメラ近郊にある回収拠点にカプセルが到着すると、宇宙機構の関係者だけではなく豪州メディアからも拍手がわいた。宇宙機構の安部正真准教授は、ヘリコプターから降りてカプセル入りのコンテナを運びながら、「カプセルは割れていません。正常です」と話した。 カプセルは震動を防ぐ専用の箱に入れて今週中に日本に運ばれ、宇宙機構の宇宙科学研究所(神奈川県相模原市)が砂の分析作業に入る。宇宙機構の立川敬二理事長は「太陽系の起源と進化の解明に貢献できることを期待している」との談話を発表した。 大気圏に突入する際に出る熱から
はやぶさ カプセルの落下確認 6月14日 1時8分 日本の小惑星探査機「はやぶさ」が、13日夜、7年ぶりに地球に帰還しました。「はやぶさ」からは、小惑星の石が入っている可能性のあるカプセルが分離され、オーストラリアの砂漠のほぼ予定どおりの場所に落下したことがヘリコプターから確認されました。 「はやぶさ」は地球から3億キロ離れた小惑星「イトカワ」に着陸し、度重なるトラブルに見舞われながら7年ぶりの帰還を目指し、13日午後11時前、大気圏に突入しました。はやぶさの本体は大気圏で燃え尽きましたが、小惑星の石が入っている可能性のあるカプセルは分離され、宇宙航空研究開発機構によりますと、カプセルはオーストラリア南部の砂漠のほぼ予定どおりの場所に落下したことがヘリコプターから確認されました。現地では、はやぶさの本体が大気圏で花火のように輝きながら燃え尽きていく様子や、そこからカプセルが赤い球となって現
地球に戻って来つつある「はやぶさ」を、ハワイにあるすばる望遠鏡が撮影することに成功しました。画像は簡易解析によって処理されたもので、縦方向に移動している点が「はやぶさ」です。 画像に関する情報は次のようになります。 観測装置:主焦点カメラ 画角 : 1.72'×4.04' 撮影時刻:2010年6月13日 14:59~15:06(日本時間) 露出時間は5秒で露出間隔は35~50秒 はやぶさの等級:約21等 撮影方向:かに座 「はやぶさ」は予測された時刻・方向に撮影されていますので、予定通りに地球に向かっていることになります。なお、撮影されたときの地球-はやぶさの距離は、およそ17万kmです。 「はやぶさ」の撮影を行っていただきました国立天文台の八木雅文氏、小宮山裕氏、 仲田史明氏、篠木新吾氏、 Alan Hatakeyama氏, Daniel Birchall氏およびすばる望遠鏡のスタッフ
南天の天の川の前を右下から上方へ横切った「はやぶさ」と回収カプセル=13日午後11時21分、豪南部グレンダンボ近郊、赤道儀を使って3分露光、東山写す 地球を旅立って7年。約60億キロにわたる長旅を終えて小惑星探査機「はやぶさ」が、再び地球に戻ってきた。多くのトラブルに見舞われながら、世界初の小惑星往復に挑戦し成功した小さな探査機の最後の姿を、多くのファンが見守った。 「はやぶさ」の管制室がある宇宙航空研究開発機構の宇宙科学研究所(神奈川県相模原市)には、13日午後から親子連れのファンらが200人以上詰めかけた。管制室の様子が中継される会議室だけでなく、ロビーも立ち見であふれた。同日午後7時51分、カプセルの分離が確認されると歓声と拍手がわいた。 市内の小学6年生、福井啓太くん(11)は、父親で会社員の隆之さん(43)とロビーの最前列に陣取った。啓太くんは「今までいろいろトラブルがあっ
【グレンダンボ近郊(豪南部)=東山正宜】小惑星探査機「はやぶさ」は13日午後8時半(日本時間午後8時)ごろ、小惑星「イトカワ」の砂が入っている可能性のあるカプセルを地球から約7万キロの位置で切り離した。本体とカプセルは日本時間午後10時50分ごろに大気圏に再突入、7年ぶりに地球に帰還する。月以外の天体に着陸した探査機の帰還は、世界で初めて。 はやぶさは2003年5月、鹿児島・内之浦からM5ロケットで打ち上げられた。05年にイトカワに到着。世界で初めて小惑星に着陸した探査機となった。 はやぶさは姿勢制御装置の故障や燃料漏れ、エンジンの寿命などが相次ぎ、何度も帰還が絶望視された。そのたびに解決策が見つかり、当初予定から3年遅れ、約60億キロの旅をして帰還にこぎつけた。 はやぶさの主な目的は、イオンエンジンと呼ばれる省エネ型の新エンジンや、地球からの指示なしで動く自動制御技術の検証。これら
Hayabusa back to the earth (approx. 22:30JST) 現在配信されていません
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