7月14日より東京ビックサイトで「ワイヤレスジャパン 2010」が開催されている(16日まで)。初日の14日には携帯各社の経営陣による基調講演が行なわれた。 その基調講演でキャリアの中で最初に登壇したのが、NTTドコモ代表取締役社長の山田隆持氏。「スマートイノベーション」をキーワードにNTTドコモのさまざまな取り組みが披露されたが、やはり注目はスマートフォン。 まずは概要がすでに発表されている「spモード」を紹介した。山田氏自身、Xperiaを知人に勧めてみたところ「3分の1は買ってくれたが、残りはiモードメールが使えたら買おう」という反応だったという。spモードはまさにそのような層に響くサービスと言える。Xperiaを始めT-01B(dynapocket)やSH-10B(LYNX)、SC-01B、T-01Aの各スマートフォンでiモードメールが利用可能になるほか(プッシュ対応)、ドコモマー
パソコンの使用を勧めるべきか、禁止すべきか──教師たちは悩ましい問題に直面している。 教育界では以前から、大手ハイテク企業と提携してパソコンを教室に導入する動きが活発だった。途上国の貧しい子供を対象にした「子供1人に1台のノートパソコンを」運動は、その代表例だ。 だが小学校からパソコンになじんできた世代は、キャンパスに吹き荒れるノートPC排斥の嵐に困惑する羽目になるかもしれない。 シカゴ大学法科大学院は08年から、教室でインターネットを利用できないように無線LANの接続を切っている。オクラホマ大学のキーラン・マレン教授は、物理学の講義中に学生のノートPCを液体窒素で凍らせ、粉々に破壊してみせた(別の学生がその様子を撮影してYouTubeに投稿したため、ネット上で議論が沸騰した)。 ノートPCは有効な教育ツールだが、授業に退屈した学生の気晴らしツールでもある。ツイッターで誰かとつながったり、
国立大学法人 東京大学大学院理学系研究科附属植物園 Botanical Gardens, Graduate School of Science, the University of Tokyo
大きく伸びてきたショクダイオオコンニャクの花芽=13日、小石川植物園小石川植物園で1991年に咲いたショクダイオオコンニャクの花=邑田仁教授提供 「世界最大の花」をつけるショクダイオオコンニャクが今週末にも、東京大学理学系研究科付属植物園(小石川植物園、東京都文京区)で開花しそうだ。開花までの情報は、同園のウェブサイト(http://www.bg.s.u-tokyo.ac.jp/)で提供され、一般公開される。 ショクダイオオコンニャクはインドネシア・スマトラ島原産のサトイモ科植物。原産地では絶滅のおそれがある。地下のイモに十分な養分がたまったら、高さ1〜3メートルの花茎を伸ばし、花を咲かす。花びらのように広がっているのは葉が変形した仏炎苞(ぶつえんほう)という部分で、その中心から突起のようなものが高く伸び、根もとに小さな本当の花が数千個つく。周囲に腐敗臭を放ち、虫を呼ぶ。 ひとつの花
このところのワールドカップや大相撲賭博、参院選など大きな出来事の陰に隠れ、私たち研究に携わるものにとって、大事なニュースが少し軽く扱われていたかもしれない。 2010年7月8日の産経ニュースの見出しにもう一度注目してみたい。 文科省SOS 運営費交付金など削減なら「阪大・九大消滅も」 6月に閣議決定した「財政運営戦略」によれば、今後3年の間は「基礎的財政収支対象経費」は前年度を上回らない方針だという。つまり、交付金はこれまでと同じかそれ以下しかもらえないわけだが、現実には水準維持は難しいらしい。社会保障関係経費が増えることで、しわ寄せがくるという理由からだ。 とばっちりにより、どの程度の予算の減額になるかを文科省が試算した。すると、削減額は約927億円。その影響を規模に表すと冒頭の九大・阪大消滅、となるそうだ。 すでに、国立大学法人32大学理学部長会議が緊急声明を発表し、「予算削減は、国の
千葉県警八千代署は12日、八千代市ゆりのき台、千葉商科大4年小林純平容疑者(23)を暴行の疑いで逮捕した。 発表によると、小林容疑者は5日午後11時45分頃、同市ゆりのき台の路上で同市内の女性会社員(20)に背後から近づき、口をふさぐなどの暴行を加えた疑い。女性が大声を上げたため、そのまま逃走したという。 現場周辺では、先月から、若い女性が体を触られる事件が相次いでおり、同署は被害者の証言などから小林容疑者を監視していた。小林容疑者は「女性の体を触りたかった。ほかにも何回かやった」と供述しており、同署が関連を捜査している。
前の記事 『Apple TV』が『iOS』で成功する理由 小惑星ルテティアに「超接写」:画像ギャラリー 次の記事 NYの風物詩「爆発するマンホール」とその研究 2010年7月13日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Rachel Ehrenberg 2007年8月23日にニューヨーク市のBroadway and Wall Streetで爆発したマンホール。周りにいるのは警察官とCon Edison社の社員。Photo:Edouard H.R. Gluck(AP) ニューヨーク市では時おり、150キロ以上ある鋳鉄の円盤が、建物数階分の高さを飛び、派手な音を立てながら道路に戻ってくることがある。 1882年にトーマス・エジソンによって市の送電網が始まって以来、ニューヨーカーたちは、突然煙を噴出したり、火を噴いたり、爆発したりするマン
70年以上、飲食や排泄(はいせつ)をせずに生きているとして、インド国防省の研究機関が身体のメカニズム解明のために調査し、世界中の関心を集めているヨガ聖人、プララド・ジャニ氏(83)。インチキ説も根強いが、多くの人々から生き神のような存在として崇拝されているジャニ氏とはいったいどんな人物なのか。ジャニ氏が暮らす寺院を訪れた。 (インド西部グジャラート州アンバジ 田北真樹子) グジャラート州アーメダバードから北に車で約3時間。巨大な岩が折り重なる丘の斜面に建つ赤い寺院が現れる。そこに住むジャニ氏は予知能力や病気を治す力があるとして、多くの信者を抱え、毎週日曜には数千人の参拝客を迎える。この日も長蛇の列だった。 寺院の大広間に、ブランコに横たわって信者にリンゴを手渡すジャニ氏がいた。静かな老人だと思っていたら突然、側近の男性を怒鳴りだした。かんしゃく持ちは有名だという。ジャニ氏に側近が「日
世の中には、他人に対して、「お前はこうだから」と決めつける論がある。また、そのような決めつけを商売をしている人たちがいる。 科学的な皆無である血液型人間学もそうである。あるいは、学歴で人を決めつけるという風潮もそうである。あるいは、日本人は日本の風土、日本の社会の中に生まれ、育って来たのだから、変わることなどできないという論もそうである。外国語や音楽の修得には、早期教育が不可欠であるという論もそうである。男女の脳差を強調し、固定化する風潮も然りである。 人をカテゴリー分けして、安心する。それは、「現状」を追認し、安定させるには資する。しかし、人間の脳の可塑性、「変化し得る」能力に注目し、引き出す上では阻害要因となる。 実際には、人間は、変わることができる。確かに、生きる上でさまざまな制約や、持って生まれた資 質はある。しかし、だからといって、人生がすべて決まってしまうわけではない。幼い時に
英国の教育標準化局局長 Zenna Atkins 氏によると「どの学校にも『使えない教員』がいた方がいい」そうだ (BBC News の記事、本家 /. 記事より) 。 Atkins 氏は「使えない教員を探してきたり、また指導方法の至らなさを許容せよということではない」と強調しながらも、「使えない教員」がいることによって貴重な教訓を得られると述べた。氏は「社会には自分の苦手な人もいれば、能力の低い者もいる。また、自分の目から見れば無能に見えるような人が、自分より上の権力ある地位にいることだってある。しかしそういった事と折り合いをつけ、その環境を乗り切る術を学ぶということは強みとなり得る」と考えているそうで、学校は社会が反映されるべき場であると述べたそうだ。
ドイツ東部マクデブルク(Magdeburg)の病院で、患者のMRI写真を分析する医師ら(2004年5月18日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/DDP/JENS SCHLUETER 【7月13日 AFP】ある朝、ニュージーランドの女性が目覚めると、自分が話す言葉がイギリスの地方訛(なま)りになっていた――。13日の地元紙サウスランド・タイムズ(Southland Times)が伝えた。 この女性は、ニュージーランド南部インバーカーギル(Invercargill)に住む多発性硬化症患者のブランウィン・フォックス(Bronwyn Fox)さん。ある朝、目覚めてみると、英国のスコットランドやウェールズ、ロンドン北部各地の訛りが混ざった英語を話していることに気付いた。フォックスさんは祖父母の代からニュージーランドに住んでおり、英国を訪れたことは一度もない。 病院へ行きMRI(磁気共鳴画像
当コラムは、日本の革新医療の情報周知・啓発化を通じ、わが国の革新医療進展に貢献できる内容と思います。西洋医学も部分・局所対応技術の発展中心→ゲノム・万能細胞研究により全体医療化と進化して来ていると理解できます。他方、東洋医学・経絡に刺激を与えることにより人間が持つ自然治癒能力を活性化し病を治癒する全身療法があります。この流れを汲む医療が電位医療であり、半導体の活用により革新的進化(特A特許取得)がなされている。西洋医学の全身療法化の実益化までの繋ぎ医療として(現状西洋医学では発揮できない治癒力を実現している)、相互向上医療としてこのコラムにもとりあげていただきたいと思います。(2010/07/14)
変形など被害 青、紫、ピンク…と梅雨を彩るアジサイだが、時として花(萼(がく))が葉のように濃い緑色のものがある。観賞用として珍重されることもあるが、実は植物の形を変え、農作物などに被害を及ぼす病原細菌「ファイトプラズマ」による病気だ。細菌そのものは人体に害はないが、自宅の庭などに見つけた場合には感染が広がらないよう隔離や処分などの対応が必要という。(草下健夫) ◆さまざまな症状 「海外では緑色のアジサイもあるが、日本で緑のものはファイトプラズマの症状と見てよい」と説明するのは、東大大学院農学生命科学研究科の難波成任(なんば・しげとう)教授(植物病理学)。 ファイトプラズマは植物の細胞内に寄生する細菌の一種。一般的に夏場に多く見られる体長数ミリのセミの仲間「ヨコバイ」が、感染した植物の汁を吸った後、ほかの植物の汁を吸って感染を広げていく。植物自身の繁殖や人間による挿し木などでも拡大する。症
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