2005年9月22日のブックマーク (3件)

  • 圏外からのひとこと(2005-09-19):ベーシック・インカム論議

    この場合は単身者のDさん、Eさんにとっては55万円の負担増になります。 Aさん、Bさん、Cさんの三人家族を世帯単位で見ると、計750万円の税引き前の所得が、計840万円になって、110万円の補助を受けることになります。 実は、BIを誰に給付するかというのは、いろいろな考え方がありますが、基的な方法は、子供も含めた国民全員に等しく給付することです。このモデルのようにそれを実施すると、単身者から子供のいる世帯への所得移転の効果を持つことになります。 しかし、Dさん、Eさんが高齢化して収入が低下した頃には、Cさんが(比較的)高所得者となって、二人のBIを負担することになります。 このように、BIは、児童手当や年金のような、条件付き給付や積立年金と同じような効果を、もっとシンプルな手段によってもたらすものであるとも言えます。 ただ、それだけに、「誰に」「どれだけ」給付するかという技術的な設計の中

    kwkt
    kwkt 2005/09/22
    『「誰に」「どれだけ」給付するかという技術的な設計の中に、思想的な理念を含むという性質もあります。』
  • 近況 - フォーサイトクラブ・セミナー「ウェブ社会『大変化』への正しい対応・間違った対応」梅田望夫さん講演ログ

    仕事を早めに切り上げて梅田望夫(id:umedamochio)さん講演に行ってきました。私はフォーサイト誌の読者ではありませんが、フォーサイトクラブ・セミナーのお知らせを読んで講演の開催を知りました。ダメモトで抽選に申し込んだら当たった次第。 以下は私が講演を聴きながらPCのキーボードを叩いて記録したログです。 このログをご覧になる方にお願いしたいのですが、「ここに書いてあることが梅田さんの講演内容100%ではない、内容が正しいかもわからない」ということをご承知ください。 できるだけがんばって追いつきましたが、梅田さんのお話を正しく、完全に書き取れたわけではありません。ログを取りながら梅田さんの話の展開について行けなくて取りこぼした部分や、帰りの電車で記憶を頼りに追加修正した部分が結構あります。 梅田さんがblogエントリに書かれたなかで、今回の話に関連すると思う話題にリンクを張っています

    近況 - フォーサイトクラブ・セミナー「ウェブ社会『大変化』への正しい対応・間違った対応」梅田望夫さん講演ログ
    kwkt
    kwkt 2005/09/22
    id:pekeqさんによる梅田望夫さん講演レポ
  • 必用な分断と不必要な分断 - Demilog

    ■[医療・健康][社会]必用な分断と不必要な分断 たまたま現代思想2003年11月号 特集「争点としての生命」の中の立岩真也さんの「現代史へ 勧誘のための試論」(P44-75)を読んでいて気になった箇所があり、参考文献になっていた北村健太郎さんの文章などを読んでみました。 そもそもは大西赤人さんが血友病であることを理由に浦和高校への入学を拒否された(表向きはそういうことになはなっていない)ことがあり、また、渡辺昇一さんが新聞の連載の中で大西赤人さんの弟の野人さんも血友病であることに対して、「現在では治癒不可能な悪性の遺伝病をもつ子どもを作るような試みは慎んだ方が人間の尊厳にふさわしいものだと思う。」と書いたことから論争が起こったとのこと。 その文章「神聖な義務」はhttp://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/d/h001003.htmであとがきも含めて全文が読

    kwkt
    kwkt 2005/09/22
    『誰かを助けることで損失が生じる、これをどうにかしなくてはもったいない!→助けなくても良い人もいるのではないか、となってしまう思考の貧しさのスパイラル。』