ブックマーク / michihito-ando.hatenablog.com (6)

  • ベーシックインカム・メモ  - 研究メモ ver.2

    ちょっと前になるが、実はこれに潜入してきた。 http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~spsn/spsn_next_workshop.html そこで田村氏の報告も聞いてきた。 http://d.hatena.ne.jp/TamuraTetsuki/20060408/p1 (*田村先生、声をかけずに失礼致しました。休憩中はタイミングがあわず、終了後は用事があってすぐに帰ってしまったため、声をかけられませんでした。田村先生から見て真向かいのテーブルの左端で、へんなニット帽(基的に脱いでましたが)をかぶっていたのが私です。) 不勉強な分野ではあるのだが、手短に感想を。 田村氏の報告テーマは「ベーシック・インカムの正当化根拠についての考察」だったが、この「正当化」が規範的観点からの正当化なのか、実現可能性の観点からの正当化なのか、最後まで判然としなかった。おそらく前者なのだろう

    ベーシックインカム・メモ  - 研究メモ ver.2
    kwkt
    kwkt 2006/04/15
    id:dojinさんによるベーシックインカムについての論点メモ
  • 面白いなぁ - 研究メモ ver.2

    『丸激の第三弾(IT篇)が間もなく春秋社から出版されます。』 http://www.miyadai.com/index.php?itemid=321 因みにハーバーマスを理解するには、「〈生活世界〉の重視─軽視」という第一軸と、「伝統や共同性の重視─軽視」という第二軸を、掛け合わせた四象限マップが役立ちます。〈生活世界〉を重視しかつ伝統や共同性を重視するのが、「右」すわなち伝統的保守&コミュニタリアン。両方を軽視するのが、「左」すなわちマルクス主義左翼&ネオコンです。 これに対して思想史的には傍流ですが、一方に「〈生活世界〉を重視するのに、伝統や共同性を軽視する(理性を重視する)」ハーバーマスの思想があり、他方に「〈生活世界〉を軽視しつつ、伝統や共同性を賞揚する(理性を軽視する)」国家主義やロマン派の思想があります。どちらも「理性の押しつけ」「伝統の押しつけ」という不人気さを伴います。

    面白いなぁ - 研究メモ ver.2
    kwkt
    kwkt 2005/12/18
    id:dojinさんの宮台氏のエントリー『丸激本の第三弾(IT篇)が間もなく春秋社から出版されます。』への言及。宮台氏の社会構想が実現するために唯物的基盤の面からどうアプローチすればよいかという問題提起
  • 研究メモ - むやみに経済学を批判してはいけない。

    田由紀さんが、ブログのコメント欄で経済学にけんかを売っている。 http://d.hatena.ne.jp/yukihonda/20051206 残念ながら、完敗である。経済学を甘く見すぎている。稲葉さんや田中さんが一生懸命啓蒙しようとしている「モデル」の意味については何も言うことはない。それよりも問題だと思うのは、貼り付けてあるメール文章が前提としている「経済学=市場のロジック」という考え方である。 経済学とは今や、市場のロジックというよりも、人間行動や企業行動や政府行動のロジックを抽象モデルを用いて考察する学問だ。だから、貼り付けてあるメールでは これまでの日社会は、外部労働市場で形成される価格とは切り離して正規労働者の賃金を高めに決定することで、社会的安定性を図ってきたわけで、それは単純に経済学のロジックだけで切れるものではなく、社会総体を見据えた議論が必要です。社会学的には、こ

    研究メモ - むやみに経済学を批判してはいけない。
    kwkt
    kwkt 2005/12/07
    『経済学を知らない人たちのナイーブさを嘆きながら、実にナイーブな価値観を持つ経済学者はたくさんいるように思われる。』
  • 下流社会についてメモ - 研究メモ ver.2

    SPA!(http://spa.fusosha.co.jp)の今週号で『楽しい[下流社会]の歩き方』という特集が組まれ、ゲストハウスとかルームシェアとかが紹介されている。私も以前ゲストハウスに住んでいて、今もたまに遊びに行く。私の知っているところだけをみると、最近は日人(フリーターや派遣が多い)が増えているが、欧米系(語学教師バイトが多いが、定職系もいる)やアジア系(私の知り合いは、南アジア系で出稼ぎ。基は飲かブルーワーカー。韓国中国系は学生が多いかなぁ)もけっこう住んでいて、しかも入れ替わりは激しく、面白い。ゲストハウスごとにカラーは全然違ったりするから、SPA!に書いてあるように当たり外れはあるけど。 ただ、基的にああいう暮らし方は、家庭をもっている人や高齢者にはできませんから。独り者の元気な若者の「下流社会」は気楽でいい。問題は、「下流社会」に生きる家族や高齢者ですから。教

    下流社会についてメモ - 研究メモ ver.2
    kwkt
    kwkt 2005/11/23
    『宮台氏は自分の「格差肯定」の発言・・・は、薄めに薄められて、結局ホリエモン発言と同じ水準で受容される可能性が高いのではないか。』
  • 2005-09-25

    稲葉振一郎氏の『「資」論』に対して、杉田氏が非常に辛辣な批評を書いている。 『稲葉振一郎『「資」論』は、恥知らずだと思う。(9月14日)』 『「資」論』論(1)(9月17日)』 http://d.hatena.ne.jp/sugitasyunsuke/20050923 「資」論―取引する身体/取引される身体 (ちくま新書) 作者: 稲葉振一郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/09/06メディア: 新書購入: 5人 クリック: 50回この商品を含むブログ (100件) を見る 私はこのを、草稿を一回読んだだけなので、スルーしようかと思っていたけど、あんまり杉田氏が激烈なので、私も少しコメントを。 やはりこので凡庸ながら疑問に思ったのは、杉田氏と同様にⅣ章「「人的資」論」である。一言で言えば、彼の社会権に対する立場がよくわからない。 稲葉氏は、市民権(citizen

    2005-09-25
    kwkt
    kwkt 2005/09/29
    社会権についての議論。「確固たる自然法的普遍性」と「福祉(well-being)の無条件性」
  • 研究メモ - 自民が圧勝した理由はなんなんだ?

    自民が優勢だとは思っていたが、まさかの圧勝。いまのところ、 ①都市部無党派層を中心とした小泉支持の「風」 ②大勝ち、大負けを起こし易い小選挙区制度の特性 この二つが自民党の「地滑り的」圧勝の理由と考えられているようだ。 例えばBEWAAD氏は『選挙結果を見てのファーストインプレッション』(http://bewaad.com/20050912.html)において、 何よりも「風」が一定の閾値を超えると地すべり的大勝をもたらすという小選挙区制こそが自民党大勝の最大の原因でしょう。 と述べている。まさに①、②である。 また、極東ブログでは、『二〇〇五年衆院選挙結果』(http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2005/09/post_cb85.html)において、自身の予想を省みる中で、 いわゆる無党派層が自分の予想より自民党に流れたことが小選

    研究メモ - 自民が圧勝した理由はなんなんだ?
    kwkt
    kwkt 2005/09/12
    『とにかくポイントとなったのは「都市型ヘタレ保守」を含むB層の選挙行動だったのだと思う。彼らは何を考え誰に投票したのだろう。「風」の正体はいったいなんだったのだろう。』
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