ブックマーク / seiko-udoku.hatenadiary.jp (61)

  • ボクの音楽武者修行 半世紀を経て再読する - 晴耕雨読    趣味と生活の覚書

    三ヶ月ほど前に、小澤征爾さんについて書いた。 逝去のニュースを知って、高校生の頃に、彼の若かりし頃の著作を読んだことを、思い出したからだ。 とても印象深いだったのは確かだが、なんといってももう50年以上前の記憶である。 もう一度読んでみたくて、近所の図書館分館で予約した。 市内には、新田原分館にしか蔵書がないようで、すでに3人の予約が入っていた。 のんびり待つしかないようだった。 最近になって、やっと入荷の連絡が来た。 かつて私が読んだのは、昭和37年音楽の友社から刊行されたものだったが、手元に届いたのは新潮文庫版である。 昭和55年刊行で、平成27年に第47刷として発行されている。 www.shinchosha.co.jp を読んで感じたのは、小澤さんの文章はとても読みやすいことだ。 話を聞いているように、自然な文章である。 小澤さんが、家族や友人、そしてお世話になった方へ書いた手紙

    ボクの音楽武者修行 半世紀を経て再読する - 晴耕雨読    趣味と生活の覚書
  • はしわのわかば② 菅江真澄テキスト - 晴耕雨読    趣味と生活の覚書

    六日 よむべの雨もなごりなう晴て、花かあらぬか、山のはごとにかゝる白雲いとふかし。 松井といふ処におもしろき飛泉(タキ)あり、けふはその滝見なむ、いざたまへとあるじ芳賀慶明のいへれば、やをらこゝを出たち、うちかたらひゆけば山吹が柵といふあり。 そが下ッかたに杉の一ト群ラ生ひたてる地(トコロ)あり。 そこなむ、国ノ守吉村公誕生(アレ)給ひたる御館(ミタチ)の跡なるよしをいへり。 其君そこにて、 「よしや吹けとても散り行花ならば嵐のとがになしはてて見ん」 といふ秀歌なンども、こゝにおましましての事となもいへる。 此歌は、しるしらぬ男女、野辺に草刈る童までも、花見ればずンじありきぬ。 亀峯山長泉寺といふ寺あり。 山門の左右の柱に、 「嶺上松逞万年青操、前渓水長千古流」 こは梅嶺禅師とて、あが父母の国、三河の宝飯(ホイ)郡新城(シムシロ)といふ郷(トコロ)より産(イデ)て此寺の住持たり。 山門の聯

    はしわのわかば② 菅江真澄テキスト - 晴耕雨読    趣味と生活の覚書
  • ボクの音楽武者修行  小澤征爾 - 晴耕雨読    趣味と生活の覚書

    小澤征爾さんが、亡くなった。 言うまでもなく、日を代表するクラシック界の音楽家である。 若い頃から、クラシック音楽を愛好してきた私にとっては、身近な存在だった。 とは言っても、彼の演奏会に一回も行ったことはない。 私がクラシックのコンサートに通っていた頃には、彼は海外で活動していることが多く、日にはあまりいなかったのだろうか。 彼の得意とするレパートリーが、私の好みのものとちょっと違っていたこともあったかも知れない。 そんな私が、小澤征爾さんという人に出会ったのは、高校の図書館で彼が書いたを読んだからである。 それが、この文章に掲げた「ボクの音楽武者修行」という著書だった。 昼の弁当を、教室ではなく別棟の図書館近くの階段に腰をおろし、グランドを眺めながらべることを日課にしていた。 高校生活から、ややドロップアウト気味で、あまり教室にいたくなかったのだろう。 べ終わると、そのまま

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  • クマ出没 注意! - 晴耕雨読    趣味と生活の覚書

    二十代の頃に、秋田県中央部の森吉山に一人で登っていた。 そしたら、こんな看板があった。 「クマ出没 注意!」 アスファルト舗装はされていないが、トラックの通れるような広い林道である。 「注意」と言われても、クマよけの鈴も持っていなかった。 まあ、大丈夫だろう、と歩き続けた。 目的地は、営林署の作業員用の宿舎である。 かなり大きな二階建ての建物だが、登山者用に開放されていた。 私は2階に陣取って、寝袋を広げた。 管理人はいなくて無人なので、自家発電の設備は動いてなくて、電灯もつかない。 夜になると真っ暗で、他に登山者はいなくて、私ひとりになった。 炊事場に、山の湧き水を引いた蛇口があって、水は流れっぱなしだった。 水に空気が混じっているのか、ときどきとんでもなく大きな音を立てた。 寝つこうとすると、その音に驚かされた。 しかも、真っ暗な中広い建物にひとりで、ぐっすり寝れなかった。 その時は、

    クマ出没 注意! - 晴耕雨読    趣味と生活の覚書
    kyakyuukokumin
    kyakyuukokumin 2023/10/29
    言われてみると確かに最近熊に襲われたりするニュース多いですね。災害や戦争だけでなくこういうのにも気をつけていかないと行けませんね。
  • かすむこまかた⑥  菅江真澄テキスト - 晴耕雨読    趣味と生活の覚書

    また康元、正嘉のころならむ、相模守時頼、最明寺して落飾(スケシ)たまひて、法ノ名を覚了房道崇と号(ナノリ)て国々めぐり給ひ、こゝにもしばし杖を曳(ヒキ)とめられしといふ庵の跡あり。 また舞鶴(マヒヅル)が池も雪に翅(ツバサ)のふり埋れ、梵字が池、鈴沢(スズサハ)の池、柳の御所は、清衡、基衡の館の跡にして、其むかし江刺ノ郡豊田ノ館をうつされて、豊田ノ御所とも云ひしと)なむ。 又秀衡、泰衡ノ館は伽羅楽(カララ)ノ御所といふを、人みな、からの御所と呼(ヨベ)り。 また泉ノ御所ともいへる、そは泉酒(イツミサケ)とて豊酒(トヨミキ)の涌(ワ)キたる事あり、酒は栄(サカエ)のよしをもて、居館(ヤカタ)は泉ノ御所とも名附られつるものか。 泉酒の涌出(ワキデ)し池の跡を今は泉崎といふ、また泉三郎忠衡も此処に住みて泉とはいへるならむ、和泉(ニギイツミ)のよしにはあらざるべし。 また正月(ムツキ)のやらくろず

    かすむこまかた⑥  菅江真澄テキスト - 晴耕雨読    趣味と生活の覚書
  • やるべき事をやるべき人がやる - 晴耕雨読    趣味と生活の覚書

    二週間ぐらい前だったろうか、伊豆諸島や小笠原諸島で、津波が発生したということで、一日中テレビのニュースが津波の状況を伝えていた。 ニュースの映像では、どこかの湾内の小さなボートがひっくり返って、流れていた。 ところが、気象庁の会見では、鳥島周辺でごく小さな地震はあったが、震度1にもならないものだという。 結局津波の原因は不明で、海底の火山活動によるものではないかということらしい。 潮位変化があったので、とりあえず津波注意報を発令したということだ。 津波の波高は八丈島で60センチで、他も三宅島・神津島50センチであり、1メートルにもならない。 私が驚いたのは、この程度の津波でもボートが転覆するということである。 「津波」といったら、東日大震災の津波が思いうかぶ。 ひと月ぐらい前に、こんな記事を、読んだ。 www.yomiuri.co.jp 記事によると、このようになっている。 久慈市は16

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  • 空から地上を見る方法 - 晴耕雨読    趣味と生活の覚書

    最寄駅である東武野田線の新柏駅前に、新築マンションが建築中である。 そのチラシを見ていたのだが、8階建114戸で完成は2025年3月となっている。 東武鉄道と大和ハウス工業のコラボレーション・プロジェクトである、とチラシには書いてある。 完成はまだ、一年半以上も先のことだが、もう入居者を募集する。 そういえば、中国ではマンションの引渡し前から、住宅ローンの支払いがはじまるということで、工事中断されていろんなトラブルが発生しているというニュースが伝えられている。 まあ、日の場合は、住宅の引渡入居してからローンの支払いということになるので、できるだけ住宅が完成したら無駄な期間ができないように、ということだろう。 チラシには、「新柏駅へ徒歩1分」となってる。 駅前の一等地であるが、実は半年くらい前まで、パチンコ屋だった跡地なのだ。 駅前に小さな公園があって、その周囲がロータリーになっている。

    空から地上を見る方法 - 晴耕雨読    趣味と生活の覚書
    kyakyuukokumin
    kyakyuukokumin 2023/10/08
    Googleマップは手軽に旅行気分を味わえて良いですね。自分も時々やってました。
  • 隣づきあいはむずかしい - 晴耕雨読    趣味と生活の覚書

    購読リストに読者登録してあるブログを読んでいた。 私が読者登録してあるブログは、かなりの数ある気がするが、どこを見れば自分が登録してあるブログの一覧が見れるのかわからない。 もちろん、自分のブログの読者一覧を見るのはわかる。 「歴ログ-世界史専門ブログ-」という、尾登雄平さんという方のブログである。 世界史とはなっているが、教科書には出てこないような話題が、変わった切り口で取り上げられている。 2014年にブログが始まって、世界の全てではないが、ほとんどと言ってもいいくらい、さまざまな国が取り上げられている。 知らなかったということがほとんどで、私にとっては読んで得するブログだ。 今回は、こんな話題だった。 reki.hatenablog.com タイとカンボジアである。 この二つの国は、国境を接していて、歴史的にも文化的にも近しい国であるが、それだけに微妙な関係であるということが、さまざ

    隣づきあいはむずかしい - 晴耕雨読    趣味と生活の覚書
    kyakyuukokumin
    kyakyuukokumin 2023/09/21
    確かに日本という島国にいると東南アジアのことってあんまりよく分からないですもんね。勉強になります。
  • 客観的であること 論理的であること - 晴耕雨読    趣味と生活の覚書

    客観的である、論理的である、そうありたいものだと自分では思っている。 しかし、人間というものは、なかなかそうはいかないものである。 自分にあまり関係のないものであれば、けっこう客観的論理的な判断ができる。 ところが、現実にはそういう訳にはいかない。 好き嫌いや、利害やプライドやさまざまなものが、絡んできてしまう。 世の中を見ていると、これは私だけのことではなく、多くの人にあてはまる 聞きたい話を聞き、信じたいものを信じる。 すでに、結論があったりする。 これは、会社、団体などの組織や、国家も同じだろう。 むしろ、これらの方が利害関係で成立していると、言えるかも知れないので、もっとはっきりしている。 この数週間、メディアを騒がせているのが、「福島第一原発」の処理水排出の問題である。 これについては、原子力についての元締めと言える「国際原子力機関」(IAEA)が、ALPS処理水の海洋放出につい

    客観的であること 論理的であること - 晴耕雨読    趣味と生活の覚書
    kyakyuukokumin
    kyakyuukokumin 2023/09/06
    この手の問題は科学に基づいて落ち着いて考えて欲しいですね。
  • 送電線鉄塔の建替工事が始まる インフラとライフライン - 晴耕雨読    趣味と生活の覚書

    団地の掲示板に、東京電力の文書がだいぶ前から貼ってある。 「送電線鉄塔工事のお知らせとお願い」 工事期間は、今年の7月から来年の4月までとなっている。 ところが、工事はまだ始まる形跡がない。 団地は、北東部の3棟と西南部の7棟と、合計10棟の低層の建物でなっている。 その北東部の一角に、送電線鉄塔がある。 私は、「送電塔」と覚えていたが、正確には「送電線鉄塔」であるらしい。 鉄塔に近い所に、20台分くらいの駐車場があるが、すでに車両は他の駐車場の空きスペースに移動していて、閉鎖されている。 工事の際の事務所や、工具資材などの置き場になるのだろう。 この工事は、来ならば数年前にやるはずだった。 三、四年前に、集合住宅の管理組合の役員をやっていた。 その時に、次年度建て替え工事をやるので、協力願いたいという申し入れがあったとの報告が理事会であった。 しかし、その後コロナ禍となり、工事は行われ

    送電線鉄塔の建替工事が始まる インフラとライフライン - 晴耕雨読    趣味と生活の覚書
    kyakyuukokumin
    kyakyuukokumin 2023/08/31
    中々大変そうな工事ですね。
  • 雨に咲く花 - 晴耕雨読    趣味と生活の覚書

    午後になっても雨は降っていたが、買い物に出かけた。 買い物を終えて、帰り道を歩いていると、道端にいろんな花が咲いている。 雨はたいしたことはなかったので、花を見ながら行く。 スマホで写真を撮ろうとすると、買い物袋と傘が邪魔になる。 梅雨入りしたばかりである。 やはり、今頃に咲く花は雨が似合うなあ、と思う。 の母親が入院している病院の前を通る。 病院の敷地と団地の道路の境が、細長い花壇になっている。 幅は1メートルないような、ささやかなものである。 それでもよく手入れされていて、いつも花が絶えない。 作業をしているのを見かけたことはないので、どんな方が手入れしてるのだろうと思っていた。 あらためて見ると、草花だけではなく、アジサイのようなものもかなり植えられいた。 アジサイも、色や形がよく見かけるようなものではないものが、多かった。 私の住む団地にも、アジサイが少しはある。 白っぽいもの、

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  • 神社仏閣と城址城郭 - 晴耕雨読    趣味と生活の覚書

    神社仏閣と城址城郭は、私にとって楽しみの一つである。 私の住んでいるあたりは、神社やお寺はいくらでもある。 適当に歩いていれば、どこかで行き当たるだろう。 地図帳がなくても、グーグル・マップやヤフー・マップでも、神社やお寺は探せる。 先日、住宅地図のゼンリンについて調べた時に、自社で調査した情報をもとに住宅地図やGISを制作・販売する他、他社に対してデジタル地図やカーナビゲーション用データなどを供給しているとなっていた。 グーグルやヤフーも、きっとゼンリンのデータを使ってるのだろう。 あれだけの情報量は、なかなか自前では用意できない。 そして、もうひとつが城址城郭である。 城址城郭というけれど、私の住んでいるあたりにあるのは城址だけである。 お城の建物はなく、お城のあった跡地が残っているだけである。 このブログにも、根木内城址、前ヶ崎城址、小金城址、増尾城址、松ヶ崎城址など歩いて訪ねた記録

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    kyakyuukokumin
    kyakyuukokumin 2021/05/01
    神社巡りは楽しいですよね。
  • PCR検査 その後 - 晴耕雨読    趣味と生活の覚書

    PCR検査を受けて、陰性だった。 電話連絡を受けて、2、3日して「医療費通知書」が届いた。 請求額が、6310円となっていて、振込先口座が載っていた。 「治療費」が2810円となっていて、これが検査と診察料だと思う。 「自費分」が3500円というのは、他の病院の紹介がなく直接来院したので、初診料相当分であるということは、検査前に受付で言われている。 ところが、PCR検査結果に関する書類のようなものは、全く同封されていなかった。 たしかに電話で結果は伝えてもらったが、なんらかの書類はあるはずなので、入れ忘れたのかなと気になった。 そろそろ医療費を振り込もうと出かけようとして、やっぱり検査結果の書類が届いてないことが気になって、病院へ電話した。 検査結果の電話連絡はもらったが、結果の書類は届いてない旨を、伝えた。 そうしたら、検査結果の書類は発行していませんと、とのことだった。 簡単な書類でい

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  • 柏の葉公園の散歩を楽しむ - 晴耕雨読    趣味と生活の覚書

    柏の葉方面へ行く機会があったので、「県民プラザ」に寄ろうと思った。 正面の入り口に行ったら、休館日だった。 そうか、今日は月曜日だった。 よくあることである。 図書館へ行ったら休館日というのは、何回もある。 毎日が休日だと、こういうことになる。 柏の葉公園の正面に回って、駐車場に入る。 ずいぶん久しぶりである。 広い駐車場 まだガラガラ 柏の葉公園は、45haという広大な公園である。 1haというのは、100mのマス目の広さである。45個分ということになる。 なぜこんなに広い土地があったかというと、このあたりは軍事基地だったからである。 1938年(昭和13年)、陸軍が柏飛行場を開設した。 なんと、264haの広さで、滑走路は1500mだった。 終戦後、米軍によって接収され柏通信所として使われ、返還されたのは1976年(昭和51年)である。 跡地には、東京大学柏キャンパス、税関研修場、国土

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  • すわのうみ ① 菅江真澄テキスト - 晴耕雨読    趣味と生活の覚書

    睦月十五日、諏訪のみやしろの筒粥の御かんわざにもうでんとて、丑のくだちにおきて出行。 かくて、汐尻に来けり。 大なる木の高きを、道中に立たり。 そがうれには、いろ/\の紙もてしできりかけ、しろ紅のはちじやう紙に、はたがみの小帒そへて付たり。 そがなかばよりは、しりくへなはを蛛のゐのごとく引たり。 こは御柱とて、十三日の朝、はつのむこがねに土はらせてゐくひさヽせなどするためしといへり。 町/\ところ/゛\にたてたるは、月のあかりにおかしく見えたり。 こヽをかき沢といふ。 咲梅のいろをも香をもふりうづむ雪にへだつるかき沢のさと けふなん、春の立ければ、長居坂にかゝりてつららふみ分て、 解そむる岩間のつららながゐ坂こえ来る春のあとをこそ見れ 大飼のしみづと音に聞くえたるを、 おしみにし年はきのふにいぬかひのしみづの氷とくはるは来ぬ 月の影かと見れば、誰袖もましろに霜おきわたりて、あしてしみこほり

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  • 食という難儀なもの - 晴耕雨読    趣味と生活の覚書

    「 一日に玄米四合と  味噌と少しの野菜をべ」 宮澤賢治は、「アメニモマケズ」で、こう書いた。 一日に玄米四合は、今の感覚ではかなり多い。 でも、きつい農作業のためには、それくらいは必要だったろう。 あとは、味噌汁と畑でとれた野菜である。 「一汁一菜」というやつだろうか。 そういえば、農家で育った私もこんなものだったな。 肉、魚をべることは、ほとんどなかった。 米の量をはかる単位に、石というのがある。 加賀百万石などの石である。 石高が、一万石以上で大名として扱われたそうだ。 石という単位は、人間が一年に必要とする米の量に近いとして、長年使われてきたようだ。 加賀百万石は、人間100万人分のお米の収穫があるということになる。 1石=10斗=100升=1000合 なので、 1人の成人の年間消費量は、 3合✖️365日=1095合=1石9升5合 である。 今のように、1日2になったのは、

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  • PCR検査を体験した - 晴耕雨読    趣味と生活の覚書

    PCR検査を受けてきた。 前日に発熱し、検温したら平熱より1.5°Cほど高かった。 いつもなら、それくらいの熱は、寝ていれば治る。 体がだるい、のどが痛い、というのもあったので、検査を受けることにした。 家族やまわりの人たちのことを考えると、そうするしかない。 自宅のすぐ近くにも、病院はあるがコロナ対応は充分ではなさそうだ。 全国展開している大手の民間病院が、車で15分くらいの所にあるので、そこで受けることにした。 屋上にヘリポートがあるような病院で、私の母も入院していたことがある。 車で近くを通った時に、コロナ対応用に別棟のプレハブ病棟を見た気がする。 私は、子どもの頃から健康で、病気らしいものをしたことがない。 それでも、年に一回くらいは熱が出て起き上がれなくなることがある。 そんな時でも、欲はそんなに落ちない。 1日寝ていればなんとかなる。 欲がなくなった時はあぶない、と自分で思

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    kyakyuukokumin
    kyakyuukokumin 2021/04/23
    陰性で良かったですね。
  • 第二の故郷になった柏という町 - 晴耕雨読    趣味と生活の覚書

    私にとって、柏という町は六十数年のうちの半分くらい三十数年を過ごした町である。 我が家の子どもたちにとっては、生まれてからほとんどを過ごしてきた町だ。 長男だけは、隣の町で生まれて2歳になる前に引っ越してきている。 縁あって柏市に住むことになった私は、機会があれば柏市の歴史を調べていた。 私のように、他の地で生まれ育って柏市に住むようになった人は、どれくらいいるのだろう。 日常生活を送ってる分には、別にこの町の歴史を意識することはない。 でも、自由な時間があって、散歩する機会があると、歴史というものを知ることが楽しみになると思う。 2005年(平成17年)、柏市は東葛飾郡沼南町と合併した。 これによって、人口38万人、面積115平方kmとなり中核市の要件を満たし、2008年に中核市に移行した。 これに先立つこと、2001年(平成13年) に我孫子市、流山市を加えて合併研究会を発足させていた

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  • 醸造用アルコールという不思議なもの - 晴耕雨読    趣味と生活の覚書

    私は、もともとはビールが好きで晩酌はビールだった。 ビールは、1日のケジメだった。 それが、退職して夕飯のために台所に立つようになって、日酒をちびちびやるようになった。 かつては、そんなに好きというわけでもなかった日酒が旨いなあと思うようになった。 でも、料理しながら飲んでいると、けっこう飲みすぎてしまう。 そこで、最近は考えを変えた。 日酒は、座ってじっくり飲むことにした。 日酒を定期的に買うようなってから、ずいぶん経っている。 かつては、4合瓶を買っていた。 酒量が増えたので、一升瓶を買っていたこともある。 一升瓶はかさばるし、冷蔵庫にも入らない。 そこで、紙パックの大容量のものを買ったりしていた。 それだと、冷蔵庫に寝かして置ける。 でも、紙パックはなにか味気ない。 やっぱり、4合瓶くらいの方が酒造会社によってラベルの味わいもあるし、楽しみがある。 瓶も、色合いやデザインが微

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  • アルバイトを考える - 晴耕雨読    趣味と生活の覚書

    アルバイトという言葉が、ドイツ語の「労働」や「仕事」を意味する言葉からきてるということは、ずいぶん前に知っていた。 そして、日では雇用期間のない正規雇用に対して、雇用期間の定めがある契約による労働者を「アルバイト」と呼んでいることも知っていた。 これらは、いわゆるフルタイムであるが、それよりも労働時間が短いパートタイマーというものも現れた。 私は、アルバイトを高校の頃はやったことがなく、大学生になってはじめてやった。 アルバイトをやったのは、この4年間だけなのでよく覚えている。 夏休みの2ヶ月と冬休みの1ヶ月くらいにやっていた。 ということは、年間3ヶ月くらいアルバイトをしていたので、4年間で12ヶ月近く働いていたことになる。 当時の大学は、夏休みや冬休みの前後になると、やたら休講が多かった。 はるか半世紀も前の昔話と言われると思うが、でも比べて考えてみるとこの50年間がどんな時代だった

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