ビジネスウエアがカジュアル化したことで、昨今、ビジネスリュックが一般的になってきた。このトレンドを牽引しているのが、ザ・ノース・フェイスの「シャトル デイパック」であることは間違いないだろう。 「シャトル デイパック」は2012年春の登場以来、マイナーチェンジを繰り返しながら現在も発売されている人気バックパックだ。ノートPCとタブレットが同時に入る蛇腹式の専用コンパートメントのほか、電源コードやモバイルルーターなどの電子機器を収納するオーガナイザーなどを備え、ブリーフケースを想起させる品の良いスクエアデザインでビジネスシーンに対応。今もなお、仕事で使うリュックの最有力候補として名前が挙がる。 そんななか、ザ・ノース・フェイスがビジネスリュックの次なる一手として投入したのが「アクセスパック22」(以下、アクセスパック)だ。 シャトルデイパックが日本で企画されたのに対し、アクセスパックは同ブラ
早いうちにロールモデルになるような先輩や上司と一緒に働くことができれば成功にいち早く近づけます。しかしそのロールモデルがいない、という話を聞くようになりました。 それは、あの人みたいになりたい、というあこがれが消えてしまったということなのかもしれません。そんな状況を生んでしまっている会社に勤務しているとすれば、私たちはどのような選択肢をとるべきでしょうか。 社内で尊敬できる人を上げてもらうアンケート会社の中の評価制度を作る際に、ハイパフォーマー(高い業績を上げる人)たちに重点的にインタビューしたり、アンケートをとったりすることで、理想的な人材像を探すことがあります。この時、もっとも重要なことは「誰がハイパフォーマーなのか」ということです。 ハイパフォーマーとは、これからのビジネスを成長させる力を持った人たちです。多くのハイパフォーマーたちは、周囲の人たちを巻き込み、やる気を高めて、成功に導
残業時間が60時間を超える「ブラック状態」を解消するため、働き方改革に力を入れる大手IT企業が増えている。ところが、その残業削減策が空回りし、当の現場では悲鳴が上がっている。大手IT企業の二つの例を紹介しよう。 ケース1・・・リモート環境のせいで24時間連絡を受ける状態に 佐藤氏(仮名)は、大手ITベンダーA社のプロジェクトマネジャーだ。24時間365日の稼働が要求される大規模システムの開発や運用のチームを率いる。A社は残業削減に力を入れ、遠隔地(リモート)で仕事ができる環境を整えた。顧客から直接受注する元請けの立場でもあり、恵まれた環境に思える。 ところが、現実は全く違うと打ち明ける。例えば深夜、佐藤氏のもとに連絡がよく入る。なまじリモートで仕事に取り組める環境が整っているために、「対処して当然」と周囲から見られるのだという。 優秀な一部のメンバーには同様の連絡が入る。佐藤氏は以前、負荷
35歳でも遅くない! 市場価値が高められる人の共通点ミドル世代専門転職コンサルタント 黒田真行2017 / 1 / 13 「必要とされる人材」の定義は、静かに大きく変化している ちょうど20年前、1997年を起点に始まった雇用の潮流変化は、90年代半ばから全世界で急速に普及したインターネットと、日本固有の経済環境の変化(日本版金融ビッグバンで大手証券会社が廃業するなど)の2つが引き金となりました。具体的には、終身雇用制度や年功序列制度が実質的に崩壊しはじめ、代わりに成果型報酬や雇用形態の多様化を大きく進める状況を生みました。 さらにここ数年は、若年人口の減少やリーマン・ショックからの立ち直りなどによる求人需要の増加を受けて、ダイバーシティー(多様性)やブラック企業問題、外国人の受け入れ、在宅ワークや働く女性のための環境整備など、雇用市場を取り巻く環境が加速度的に変化しています。 また、深く
昨年TBS系列で放映されたテレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」、略して「逃げ恥」。恋愛下手な男性と、就職できない女性が、なんと「契約結婚」…と突拍子もない設定のコミカルな恋愛ドラマは、番組最後の「恋ダンス」がユーチューブで話題を呼んだこともあり、最終回は視聴率20%を超える大ヒットとなった。実はこのドラマは、いま議論が盛り上がる「働き方改革」を考える上でも、多くのヒントを秘めている。 「恋ダンス」人気もあり、大ヒットとなったテレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」、こと「逃げ恥」。実はこのドラマの内容は、「働き方改革」に通じる。 こういうと「なんだそりゃ」と思う人も多いだろう。幅広い世代が純粋に楽しんだエンターテインメントを理屈っぽく分析するのも無粋だが、「逃げ恥」からは、いま話題の働き方改革につながる重要な視点が読み取れる。 これまで日本企業の長時間労働を支えてきたのは、夫婦の性別役割分
あなたは一生「作業屋」で終わるか、リーダーになるか~ブレークスルーは3つのマインドセット~2016 / 3 / 16 ●なぜマインドセットが重要なのか 先に、学校の優等生タイプほどチェックボックス・メンタリティーに陥り、スキルをコレクションする方向に目がいきがちだと書いたが、その原因は受験勉強的なメンタリティーだけではない。スキルの習得に集中するほうが、わかりやすいしスマートに見えるからだろう。 前回で説明した成長を加速し持続するための3つの要件、(1)マインドセットを持つこと、(2)個別のスキルを習得すること、(3)スキルの使い方を磨くことのうち、スキルの使い方を磨くプロセスは、個別スキルを習得することに比べて泥臭いし、どれだけ頑張れば成果が出るのかもわかりにくい。 ましてやマインドセットと言われても、それがどんなものか、はっきりしないし、目に見える成果に直結しているようには思えないだろ
企業の人手不足感が強まるなか、優秀な人材をいかに育て、社内に引き留めるかが、一段と重要な経営課題になっている。その際に有効なのが、勤続年数や年代に応じた育成策や人事戦略だ。人事・組織改革で実績のあるクレイア・コンサルティングのコンサルタントが、世代別人事マネジメントの要諦を解説する。 管理職に昇格しても訪れる停滞感 「うちの女房がお願いだから管理職にならないでくれって言うんだよ。管理職になれば組合にも守ってもらえなくなるし、休日も確実に減るだろうって。うちの会社は管理職になると残業代がつかなくなるから、月々の給与は明らかに減るらしい。 少し年上の先輩で管理職に昇格した人がいるけど、部下はいないし、仕事内容も他の一般社員と何ら変わらない。管理職といっても肩書きだけだし、仕事が同じで給与だけ減るのではさすがに割に合わんよ。 ・・・管理職になりたくないわけじゃないけど、管理職にならないで今のまま
40代での「キャリアチェンジ」が成功する3つの法則エグゼクティブ専門の転職エージェント 森本千賀子2016 / 6 / 3 「未経験の分野に転職できるのは20代まで」。そんなふうに考えている方は多いのではないでしょうか。しかし、実際のところ、30代や40代で異分野に転身し、キャリアを大きく飛躍させている方もいらっしゃいます。40代でのキャリアチェンジが、エグゼクティブクラスまで上るきっかけとなった方も。しかし、やみくもに異業界を目指してもうまくいきません。キャリアチェンジを成功させるポイントを、事例を交えてご紹介します。 20代であれば、これまでの経験をリセットし、まったく異なる業界や職種に転職するチャンスが豊富。しかし、30代以上でキャリアチェンジを成功させるためには、これまでの経験を何らかの形で生かすことが重要です。 経験を生かしての「キャリアチェンジ」には大きく分けると3つのパターン
50歳で米ゼネラル・エレクトリック(GE)グループ入りし、わずか約1年で金融部門の日本法人トップに就いた日本GE(2016年4月から三井住友ファイナンス&リース傘下)の安渕聖司社長兼最高経営責任者(CEO)。総合商社やビジネススクールでリーダーシップを学び、実務経験も豊富だったにもかかわらず、「入社してからは驚きの連続」という。「マネジメントとしては50歳からの経験で別人になった」と語る安渕氏が、GEグループで働くことを通じ、自分をどのように変えてきたのか。その経験を語る。 ■入社1年でCEO 私がGEの金融部門であるGEキャピタル傘下のGEコマーシャル・ファイナンス・アジアに入社したのは50歳のときです。驚きの連続でしたが、一番驚いたことは、入社して1年1カ月で日本の法人金融事業を担うGEコマーシャル・ファイナンス・ジャパンのCEOを任されたことです。 私は1979年に三菱商事に新卒で入
本業とは別で収入を得る「副業」。もし会社が副業を奨励しているのなら、小遣い稼ぎやキャリアアップのためにやってみたいと考える人は少なくないはずだ。 「副業と言えばサイボウズ」とのイメージもつくほど同社の副業制度は広く知られているが、日本では多くの企業で「専業」が一般的だ。サイボウズ以外の大手企業では、これまで副業導入の事例があまりなかった。しかし、ここ最近、大手企業の間でも副業解禁の動きが出始めていることをご存知だろうか。 メーカーでも副業解禁の動き まずはロート製薬。今年の4月から社員の副業を全面的に解禁した。本業に支障がない範囲で、週末や終業後に他社やNPO(非営利組織)などで勤務できると言う。サイボウズなどリモートワークがしやすいIT企業ではなく、ロート製薬のようなメーカーが副業制度を導入するのは珍しい。メーカーの場合、万が一の技術流出を懸念する企業が多いことも、副業に前向きではない理
「東京・春・音楽祭」が始まって、上野公園に行く機会が多い。先週から気温が上がって、桜のつぼみが日ごとに膨らんでいくのを目にしていると、春の訪れが加速している感じがする。桜ばかりでなく、木の葉を落としていた樹木の芽が膨らみはじめ、あっという間に、新緑になる気配が漂い始めている。春はもうすぐである。早春から春へ、この季節ほど、時の流れを肌で感じる変化はない。年をかさねるに従って、春の気配を感じるよろ
著名な経営学者、ピーター・ドラッカー博士は、経営コンサルタントや学者が、いくつかの成功事例から法則性を導き出して勝ちパターンや分析モデル図を作り上げ、そのモデルに採用した言葉の定義を説明することに対し、「時間の無駄」と言っていたそうです。補足しますと、ドラッカー博士は「勝ちパターンの限界や、分析モデルの限界を十分理解した上で使う」のであれば構わないとされたそうですが、逆に「限界を知らない、ある
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