広告展開しやすい「マーカ有りAR」 マーカ有りARは、マーカレスARに比べて「マーカの使用が必須である」という違いがあります。ともすれば「マーカがないとARのCGが表示できないなんてそんなもの煩わしくてビジネスには使えない」と思いがちですが、実際はその逆です。実はマーカ有りARには、「マーカが良い目印になるのでAR表示されるCGをユーザーが認識しやすい」という大きなメリットがあるのです。 例えば、ある美術館でiPhoneのカメラと連動した展覧会が行われたとします。このとき、展示物にマーカが無くて、各展示物にiPhoneのカメラを向けるごとにARが「マーカレスAR」で自動的に表示されると、私たちはともすればARがいつどこで始まったかわからない可能性がでてきます。 これが逆に各展示物におなじみのARに使う白と黒のマーカが配置されているとするとどうでしょうか。マーカにiPhoneのカメラを向ける