捏造データ・画像を駆使した科学論文の数々… 科学研究はバレない程度の不正をしてポイントを稼ぎ合う世界になっていないか? それを防ぐためには現在の「査読」というシステムを根本から変えるべきではないか?
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捏造データ・画像を駆使した科学論文の数々… 科学研究はバレない程度の不正をしてポイントを稼ぎ合う世界になっていないか? それを防ぐためには現在の「査読」というシステムを根本から変えるべきではないか?
昨年(2017年)の初めあたりから、Instagram, Facebook, LinkedinなどのSNSで4つの輪が重なりあったベン図をよく見かけるようになった。↓が私が最初に見かけたもの。 でっ、この重なる赤い部分が、Purpose目的、つまり、「生きる目的はこの4つの輪が重なるところじゃない?」と表していて、これはなるほど~、よくまとまっているな~、と思っていた。 この4つの輪は、 LOVE (大好きな事) GREAT AT(得意な事) PAID FOR(稼げること) NEED(世界が必要としている事) だそうだ。 そして、日本語で表記された図もSNSなどで流れ始めた。↓ 企業の人事部での経験、人材育成、組織開発の仕事をしていると、“人は何の為に仕事をしているのだろうか?”という問いにいつも悩まされていた。そしてもちろん、自分の人生にも重ねて、これは大変悩ましく、ついつい目を背けてし
英犯罪学者のジョック・ヤング(1942-2013)は2007年に著書『後期近代の眩暈』を出版している(翻訳は2008年出版)。SNSが本格的に普及する前に書かれた本だが、その後の社会を見通す上で示唆に富んでいる。 我々は社会問題を論じる際、排除されている人と富裕層などの包摂されている人々の二項対立で考えることが多い。しかしヤングによれば、問題はむしろ多くの人々が社会に包摂された多数派と思ってしまう点にあるという。以下ヤングの議論を概観しよう。 「私も一発逆転できるかも」という思考回路 言うまでもなく日本社会に生きる多くの人々が不安に苛まれている。不況やグローバル化などによる年功序列制度の実質的な崩壊や、非正規雇用が増大化し、未来に向けた見通しが立てづらい世の中だ。金銭による労働者のインセンティブ=動機づけが困難な社会において、職場環境の向上など、新たなインセンティブ獲得のための試行錯誤が求
Are the BSDs dying? Some security researchers think so | CSO Online 「目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない」というのがリーナスの法則として知られる経験則だが、BSD 系 Unix OS は、そのソースコードに目を光らせる開発者の目玉が足りてないらしい。 Ilja van Sprundel によると、BSD には容易に115個のカーネルのバグが見つかり(FreeBSD が30、OpenBSD が25、NetBSD が60)、しかもその多くは簡単に解決できる問題とのこと。彼はそのバグ全部をレポートしたのだが、それから半年経ち、その多くが残ったままだったそうだ。 Linux であれば、セキュリティ問題が長期間残ることは少ないのに、BSD はそれと比べて明らかに劣るというのだ。 BSD 系の中では、OpenBSD がセ
楽しくインターネットサーフィンをしていたら、以下みたいな記事を見ました。 コインチェック経営陣、しどろもどろの謝罪会見。社長が筆頭株主なのに「株主と相談します」(全文) これに対して「ハフィントン・ポスト大丈夫かよ」とか「投資契約書もろくに見たことないんじゃないか」みたいな批判が周りで聞かれました。なぜ批判されるかというと、タイトルで言いたいことが「しどろもどろの社長が、筆頭株主なのに株主と相談する、といって質問から逃げてけしからん」的なニュアンスに見えてしまうのですが、知識がある人から見ると「そんなの当たり前じゃん」というギャップがあるからだと思います。 せっかくなのでこの件について説明したいと思います。 まず、よくある誤解として「過半数の株を持っているのであれば、なんでも決められるのでは?」という点です。会見でも以下のような場面がありました。 > ――筆頭株主はどなたか。 > 大塚氏:
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