大手スーパー「ライフ」を運営するライフコーポレーションは、新型コロナウイルスの感染拡大により負担が増えている従業員に、総額3億円のボーナスを出すことを明らかにしました。 ライフコーポレーションは社員やアルバイト、パート従業員などおよそ4万人を対象に、総額3億円となる「緊急特別感謝金」を出します。3月時点でライフで働いていたことが条件で、4月分の給与に上乗せします。 「ライフ」では、一斉休校や外出自粛の影響で来店客が増加。レジにビニールの仕切りを設けるなど感染予防対策を進めていますが、従業員の心理的な負担が大きいことから今回の支給を決めたということです。 スーパーをめぐっては、業界3団体が来店客に対してマスクの着用や必要最低限の人数での来店を求めるなど、従業員の安全面への取り組みが課題になっています。