日銀の「ETF買い入れ」には、日経平均を押し上げる効果はなかった…!?~統計的検証で明らかになった、意外な結果 買い入れ枠倍増の効果 筆者にとって、7月28、29日の金融政策決定会合は、ほぼ「ゼロ回答」に等しかったという認識だった。しかし、マーケット関係者の評価は、どうやら異なるようだ。 特に、株式市場関係者の間では、日銀がETFの買い入れ枠を、従来の3.3兆円から6兆円にほぼ倍増させたことが、日本株(というよりむしろ日経平均などのインデックス)独自の押し上げ要因になるとの見方がコンセンサスになっている。証券会社の中には、この買い入れ枠の倍増の効果は、日経平均株価に換算すると1,000円以上になるとの試算を出すところも出ている。 確かに8月9日時点の終値でみると、日銀の金融政策決定会合が開催された7月29日から、ドル円レートは0.08%の円安にとどまっているのに対し、日経平均株価は1.18
日本銀行の岩田規久男副総裁は4日、横浜市内で講演し、政府の財政政策と日銀のマイナス金利付き量的・質的緩和の「ポリシーミックス」による景気刺激効果は、「ヘリコプターマネー」や「財政ファイナンス」とは異なるとの見解を示した。日銀が講演テキストをウェブサイトで公表した。 岩田氏はこの中で、政府が国債発行を通じて財政支出を拡大すると同時に中央銀行が金融緩和を推進する「ポリシーミックス」は、市場金利が上昇し、民間投資を抑制する「クラウディング・アウト」を防ぐためのマクロ経済政策として一般的な考え方だと指摘。現在の政府と日銀の政策の相乗効果によって景気刺激策は「非常に強力なものになる」と述べた。 その上で、こうした政策は「中央銀行マネーの恒久的な増加を原資に財政拡張を行うヘリコプターマネーや、財政資金の調達を手助けするために中央銀行が国債を買う財政ファイナンスとは異なる」と指摘。さらに、「マーケットで
自覚症状がないので放置しがちな脂質異常症は、進行すると様々な合併症を引き起こします。どんな病気なのか、どのようなリスクがあるのかをきちんと理解して、改善、予防を心がけましょう 進行すると怖い脂質異常症 多くの生活習慣病を引き起こす脂質異常症。他の生活習慣病と同じく、初期の自覚症状がありません*。血液検査でコレステロールや中性脂肪の値が異常と診断されても、痛くも痒くもないので治療せず放置しがちです。 しかし、進行すると心臓や肝臓、すい臓といった多くの病気の引き金になるので、きちんと治療をすること、脂質異常症にならないように、予防をすることが大切です。 *遺伝性の「家族性高コレステロール血症」は自覚症状があります。 病気の発見、治療 早期発見には血液検査が大切です。初期の自覚症状があまりない脂質異常症は、血液検査の数値でしか異常を見つけられません。 特別な検査はなく、定期的に健康診断を受け、動
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