イスラエルの爆撃を受けたガザ地区。パレスチナ保健省は、ガザ地区でのイスラエル軍の攻撃により、子供91人、女性61人を含むパレスチナ人436人が死亡、他2271人が負傷したと発表した(9日、TIMES OF GAZAより) 中東のパレスチナ自治区・ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスが7日、イスラエルに対して数千発のロケット弾を発射するとともに、ハマスを含むパレスチナ側の戦闘員が初めての越境攻撃をおこなって人質を拘束した。これに対して、イスラエル政府も宣戦布告し、両国は交戦状態に入った。50年以上続くイスラエルとパレスチナの紛争について、中東・アラブ情勢に詳しい現代イスラム研究センター理事長の宮田律氏は、自身の見解をフェイスブックで発信している。氏の了承を得て全文紹介する。 ■イスラエルとハマス「戦争状態」に(10月7日) 7日、ガザ地区を実効支配するイスラム勢力の「ハマス」はイスラエル
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