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spaceに関するkyle45rainのブックマーク (871)

  • インド月探査機「チャンドラヤーン3号」ローバーのカメラで撮影した画像公開

    インド宇宙研究機関(ISRO)は日時間8月28日、月探査ミッション「チャンドラヤーン3号(Chandrayaan-3)」のローバー(探査車)に搭載されているカメラで撮影した月面の画像を公開しました。【2023年8月29日14時】 【▲ チャンドラヤーン3号のローバー(探査車)に搭載されているカメラで2023年8月27日に撮影された月面。正面に写っているのは幅4mのクレーター(Credit: ISRO)】こちらがISROから公開された画像2点のうち1点目です。チャンドラヤーン3号のローバーに搭載されているナビゲーションカメラで撮影されました。ISROによると正面の窪みはローバーの3m先にある幅4mのクレーターで、運用チームはローバーに引き返すよう指示を送りました。 次に掲載したのはISROから公開された2点目の画像です。走行してきたルートを撮影したもので、ローバーが月面に付けた轍(わだち)

    インド月探査機「チャンドラヤーン3号」ローバーのカメラで撮影した画像公開
  • ElevationSpace、ハイブリッドスラスタの長時間燃焼に成功–衛星自ら軌道を離脱

    #ElevationSpace 東北大学発宇宙ベンチャーであるElevationSpace(仙台市青葉区)は8月25日、固体燃料と気体や液体の酸化剤を活用したハイブリッドのスラスタ(推進機)で軌道離脱に必要となる長時間の燃焼に成功したと発表した。 ハイブリッドスラスタについて宇宙での実験などの後で地球へ帰還できる無人小型衛星で実用化に必要不可欠な技術と位置付けている。 ElevationSpaceは、ハイブリッドスラスタへの着火技術に関して、宇宙航空研究開発機構(JAXA)や東北大学 学際科学フロンティア研究所と三者間共同研究を締結。ElevationSpaceが2025年に打ち上げを予定する無人小型衛星で世界に先駆けた実用化を目指している。 ハイブリッドスラスタは、打ち上げ数が急増する小型衛星市場で高い需要が見込まれており、月以遠への高頻度な宇宙探査実現にも寄与すると考えられることから、

    ElevationSpace、ハイブリッドスラスタの長時間燃焼に成功–衛星自ら軌道を離脱
  • エクサウィザーズ、曲線のファスナーも自動開閉できるロボット開発–宇宙飛行士の作業を支援

    #JAXA#ISS#エクサウィザーズ AI対応ロボットなどを手がけるエクサウィザーズ(東京都港区)と、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙空間のさまざまな作業で行うファスナー開閉操作を自動化できるロボットを開発した。曲線を含むような柔軟物のファスナーも高い精度で開閉できるとしている。 国際宇宙ステーション(ISS)で取り扱う物品は、大きさや形が統一されておらず、それぞれ異なる方法でハンドリングする必要がある。運搬するだけでも不定型の作業となり、自動化は難しい。 一方、宇宙飛行士による船外作業のリスクを低減するため、ロボットやロボットアームで対応できる作業を増やす必要がある。しかし、物資輸送用バッグ(Cargo Transfer Bag:CTB)やケーブルのような、形状の変化する対象物のロボット操作は困難だ。 JAXAは、エクサウィザーズが持つさまざまな作業に対応可能なソリューション「e

    エクサウィザーズ、曲線のファスナーも自動開閉できるロボット開発–宇宙飛行士の作業を支援
  • Space quarters、NEDO「SBIR」採択–宇宙で大型構造物を電子ビームで溶接

    ニュース Space quarters、NEDO「SBIR」採択–宇宙で大型構造物を電子ビームで溶接 #NEDO#Space quarters#SBIR Space quarters(東京都渋谷区)は、同社の電子ビームで溶接する技術を活用した宇宙空間向け建築技術が新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の研究開発型スタートアップ支援事業「SBIR推進プログラム」(一気通貫型)に採択されたと発表した。 SBIR(Small Business Innovation Research)は、中小企業やスタートアップ企業を補助金などで支援する制度。国内では「中小企業等経営強化法」に基づく制度として、社会課題の解決に貢献する研究開発型スタートアップの研究開発を促進、社会実装させるため、1999年から展開されてきた。 NEDOのSBIR推進プログラムは、内閣府が司令塔となって、省庁横断的に展開。関

    Space quarters、NEDO「SBIR」採択–宇宙で大型構造物を電子ビームで溶接
  • 月周回有人拠点「Gateway」、初利用は「Artemis IV」のクルー

    #Gateway#HALO#Artemis IV 米航空宇宙局(NASA)が中心となって進められている月周回有人拠点「Gateway」を初めて利用するのは有人月着陸ミッション「Artemis IV」のクルーになることがNASAによって確認された。海外メディアのSpace.comが報じている。 Gatewayは月の周回軌道に建設予定の有人拠点で、月面探査や将来的な火星探査の中継基地としての利用も検討されている。質量は国際宇宙ステーション(ISS)の6~7分の1で、将来的には4人の宇宙飛行士が年間30日ほど滞在することが想定されている。 NASAによれば、Gatewayの最初のモジュールとなるミニ居住棟(HAbitation and Logistics Outpost:HALO)は、2025年後半に打ち上げられる予定だ。Artemis IVが2028年に打ち上げられる前に、2つ目の居住可能なモ

    月周回有人拠点「Gateway」、初利用は「Artemis IV」のクルー
  • ヴァージン・ギャラクティックが2回目の商業宇宙飛行に成功 今後は毎月実施予定

    米宇宙企業ヴァージン・ギャラクティックは2023年8月11日未明(日時間・以下同様)、宇宙船「スペースシップツー “VSS Unity”」による同社2回目の商業宇宙飛行ミッション「Galactic 02」を実施しました。6名のクルーを乗せたVSS Unityは高度80km以上の宇宙空間(※1)へ到達した後に、無事地上へ帰還しています。【2023年8月11日10時】 ※1…国際的には高度100km以上が宇宙と定義されていますが、米空軍は高度80km以上と定義しています。 【▲ エンジンを点火して上昇するヴァージン・ギャラクティックの宇宙船「スペースシップ・ツー “VSS Unity”」(Credit: Virgin Galactic)】ヴァージン・ギャラクティックによると、空中発射母機「ホワイトナイトツー “VMS Eve”」に吊り下げられたVSS Unityは、2023年8月10日23時

    ヴァージン・ギャラクティックが2回目の商業宇宙飛行に成功 今後は毎月実施予定
  • 今夜、Virgin Galacticが2度目の商業宇宙飛行へ【ライブ配信あり】

    #Virgin Galactic Virgin Galacticは米国時間の8月10日に2回目となる商業宇宙飛行「Galactic-02」を実施する。日時間8月10日午後11時からYouTubeでライブ配信も実施される。 YouTubeでのライブ配信 Virgin Galacticは宇宙船「VSS Unity」と航空機「VMS Eve」を利用した商用宇宙旅行サービスを提供している。2023年6月に実施した初の商業宇宙飛行では、4人のイタリア人クルーが搭乗し、米宇宙軍が宇宙空間と定義する高度80kmを超え、高度85.1kmまで到達した。 Galactic-02では、非営利団体のSpace for Humanityによって選ばれたJon Goodwin氏、Keisha Schahaff氏、Anastatia Mayers氏の3人が参加する。Goodwin氏は元英国代表のオリンピック選手、Sc

    今夜、Virgin Galacticが2度目の商業宇宙飛行へ【ライブ配信あり】
  • 金属を圧力で一体化する技術、ロケット開発のブレイクスルーへ | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    部品メーカーのパンチ工業は、金属部品を熱と圧力で一体化する「P-Bas」(ピーバス)という特殊技術を有している。溶接とは違い、複数の部品を「つなげる」のではなく、ひとつにしてしまう技術だ。パンチ工業は、この技術をロケットエンジンなどに応用するための研究をJAXAと共同で行う契約を締結した。 ロケットの金属部品には切削では作れない特殊な形状のものが多く、個別の部品をつなぎ合わせる必要がある。ロケットエンジンやタンクなどは、これまで過酷な条件に耐えられる特殊な金属を、高度な溶接技術でつなぎ合わせて作るのが普通だった。そのため、溶接技術がロケット開発においては非常に重要で、ロケット技術は溶接によって進歩し、同時に溶接はロケット技術によって進歩してきたという側面もある。しかし、パンチ工業は、溶接とは違うまったく新しい接合技術をロケット開発に持ち込もうとしている。 P-Basには、接合面を溶かす必要

    金属を圧力で一体化する技術、ロケット開発のブレイクスルーへ | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
  • 原子力ロケット「X-NTRV」が2027年に打ち上げ予定、NASAとDARPAが協力して開発しアメリカ宇宙軍が打ち上げ設備を提供

    NASAとアメリカ国防高等研究計画局(DARPA)は原子力ロケットエンジン(核熱ロケットエンジン)の開発プロジェクト「Demonstration Rocket for Agile Cislunar Operations(DRACO)」を進めています。新たに、原子力ロケットエンジンの設計やテストを航空宇宙企業ロッキード・マーティンが請け負うことが明らかになりました。加えて、NASAとDARPAは原子力ロケットエンジンを搭載した試験機「X-NTRV」を2027年に打ち上げる計画も発表しています。 DARPA Kicks Off Design, Fabrication for DRACO Experimental NTR Vehicle https://www.darpa.mil/news-events/2023-07-26 NASA, DARPA Partner with Industry o

    原子力ロケット「X-NTRV」が2027年に打ち上げ予定、NASAとDARPAが協力して開発しアメリカ宇宙軍が打ち上げ設備を提供
  • ユークリッド宇宙望遠鏡、第2ラグランジュ点に到着

    今年7月1日に打ち上げられたESA(ヨーロッパ宇宙機関)のユークリッド宇宙望遠鏡が、観測を行う場所である太陽-地球系の第2ラグランジュ点(L2)へ7月28日に到着しました。 L2は、地球からみて太陽の反対側、約150万km離れたところにあります。打ち上げ後、ユークリッド望遠鏡は約4週間かけてL2点へ移動していました。 L2にはユークリッド望遠鏡より先に、位置天文衛星ガイアやジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が観測を行ってきました。このアニメーションは、L2点をまわるユークリッド望遠鏡(緑)、ウェッブ望遠鏡(青)、ガイア(黄)の軌道を示したものです。ただしそれぞれの機体の位置は現在のものを示しているわけではありません。 深宇宙の観測を行う際、太陽や地球、月は邪魔になります。L2では、太陽と地球、月をつねに背後に置いたまま深宇宙の観測を行うことができます。また、通信用のアンテナを常に地球に向けてお

    ユークリッド宇宙望遠鏡、第2ラグランジュ点に到着
  • SpaceX、Starshipを宇宙ステーションとして使う構想を明かす。NASAも関心 | Gadget Gate

    サイエンス Skylab計画に似ている SpaceX、Starshipを宇宙ステーションとして使う構想を明かす。NASAも関心 Image:SpaceX/Twitter SpaceXが、将来的にStarshipを商業用宇宙ステーションとして運用する構想をNASAに提案している。Starshipはまだ一度も軌道に到達したことがなく、これはまだごく初期段階の話だ。ただ、現在低軌道上にある国際宇宙ステーション(ISS)は2030年以降に廃止される予定なので、微重力環境の研究施設としての役割を引き継ぐ代替案が求められており、NASAはStarshipアーキテクチャーを別の用途に活用するための技術協力をしていく姿勢を示している。 NASAは6月、SpaceXを初めとする民間の航空宇宙企業7社との協力によるCollaborations for Commercial Space Capabilities

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  • NASA、人工重力のVastやBlue Originなど7社選定–地球低軌道での民間活動を支援

    UchuBiz > 宇宙開発を支える・挑む > NASA、人工重力のVastやBlue Originなど7社選定–地球低軌道での民間活動を支援 #NASA#Blue Origin#VAST 米航空宇宙局(NASA)は、地球低軌道(LEO)における民間企業の活動を支援する「商業宇宙能力協定」(CCSC-2)で7社を選定した。 同協定では、国際宇宙ステーション(ISS)の退役後を見据え、LEOにおける人類活動の持続的な発展を目指している。 CCSC-2では民間企業から12の提案があった。その結果、Blue Origin、Northrop Grumman(ノースロップ・グラマン)、Space Exploration Technologies(SpaceX)、Sierra Space、Special Aerospace、ThinkOrbital、Vastの提案が選定された。 Blue Origin

    NASA、人工重力のVastやBlue Originなど7社選定–地球低軌道での民間活動を支援
  • トヨタ「ルナクルーザー」JAXA、三菱重工と連携し2029年に打ち上げ予定!動力は再生型燃料電池(RFC)を搭載

    トヨタは7月21日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と開発中の月面探査車「ルナクルーザー」に関して、三菱重工業と連携を強化すると発表した。 PHOTO:TOYOTA 動力は再生型燃料電池(RFC)を搭載。約1ヶ月間の有人ミッションを乗り切る 動力となる再生型燃料電池(RFC)は、太陽光パネルで得た電力で水を電気分解した水素を生成し、蓄えた水素から発電を行う。 トヨタは21日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)主導のもと開発を進める月面探査車「ルナクルーザー」および、三菱重工が開発を進める月極域探査機「LUPEXローバ」について、連携を強化することを発表した。2029年予定の運用開始に向け互いの技術を活用しプロジェクトを加速させる狙いだ。 「ルナクルーザー」は、国際宇宙探査ミッションのひとつである月面での有人探査活動に必要な有人与圧ローバで2019年から行っている。月面は、重力が地球の6分の1

    トヨタ「ルナクルーザー」JAXA、三菱重工と連携し2029年に打ち上げ予定!動力は再生型燃料電池(RFC)を搭載
  • NASA、Artemis飛行士用の電動車を公開–与圧服を着たまま乗車可能

    #NASA#Artemis 米航空宇宙局(NASA)の月探査計画「Artemis」でクルーが使用する移動車両「Astrovans」が、フロリダ州のケネディ宇宙センターに納入された。 Artemis計画では、人類を再び月面に送ることを目的にしている。2025年以降に実施される「Artemis III」では、2025年以降に人類が月の南極へ着陸する予定となっている。 今回NASAへ提供されたのは、Canoo Technologiesが製造した電動車「Crew Transportation Vehicles(CTV)」だ。月面を走行するのではなく、地上で与圧服を装着した4人の宇宙飛行士とそのサポート要員を、射場などへ運ぶために開発された。また特殊装備の収納スペースも設けている。 Artemisプログラムを担当するBlackwell-Thompson氏は、「CanooとNASAのチームは、宇宙飛行

    NASA、Artemis飛行士用の電動車を公開–与圧服を着たまま乗車可能
  • 最大使用圧力8.0MPaを下回る燃焼圧で爆発–JAXA「イプシロンS」試験中事故【続報】

    #JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7月17日、7月14日に発生したイプシロンSロケット第2段モーター爆発事故について、現時点での調査状況を発表した。 (c)http://nvs-live.com 発表によると、爆発によって第2段モータの大部分は真空燃焼試験棟内外に飛散し、真空燃焼試験棟とその内部施設が損壊、隣接建屋の窓ガラスや扉なども破損した。なお、現時点でも人的被害や第三者被害は確認されていない。 また、モータの点火後約20秒あたりから、燃焼圧力が予測圧力から乖離し始めたことも判明した。そして点火から約57秒後、燃焼圧力が約7.5MPaでモータが爆発した。ただし、この時点の燃焼圧力は最大使用圧力の8.0MPa、および耐圧試験の圧力の10.0MPa以下だった。また、モータ爆発までノズル駆動が正常であったことも確認したという。 推定原因については現在も検討中としており、映像などの

    最大使用圧力8.0MPaを下回る燃焼圧で爆発–JAXA「イプシロンS」試験中事故【続報】
  • Virgin Galactic、一般客を乗せた初の民間宇宙飛行士ミッション「Galactic 02」8月10日にも実施。数十万ドルのチケット購入者が搭乗 | テクノエッジ TechnoEdge

    ガジェット全般、サイエンス、宇宙、音楽、モータースポーツetc... 電気・ネットワーク技術者。実績媒体Engadget日版, Autoblog日版, Forbes JAPAN他 Virgin Galacticは、2度目の商業飛行であり同社初の民間宇宙飛行士搭乗ミッションとなる「Galactic 02」を、早ければ8月10日にも実視します。 Virgin Galacticは6月末に初の商業宇宙ミッション「Galactic 01」を完了し、8月以降は毎月1度はミッションを行うことを以前に予告しています。 「早ければ」とは、数日間の打ち上げ可能期間、いわゆる「ウィンドウ」が8月10日に開始するという意味。実際の打ち上げは天候などの理由により数日ずれる可能性があります。搭乗人員の詳細については後日あらためて発表予定です。 Virgin Galacticは数年前より宇宙旅行の前売りチケットを2

    Virgin Galactic、一般客を乗せた初の民間宇宙飛行士ミッション「Galactic 02」8月10日にも実施。数十万ドルのチケット購入者が搭乗 | テクノエッジ TechnoEdge
  • ロッキードの膨張式宇宙ステーション、爆発の瞬間–試験成功【動画】

    #Lockheed Martin Lockheed Martin(ロッキード・マーティン)は、膨張式宇宙モジュールの試験に成功した。同試験は現地時間の6月14日に実施された。 爆発の瞬間(1分46秒頃) この膨張式宇宙モジュールは、米航空宇宙局(NASA)の「NextSTEP」プログラムの一部として開発が進められている。このプログラムは、地球低軌道から離れ、宇宙での長期的な有人飛行を可能にする新技術の開発を目指している。 コロラド州デンバーで行われた試験では、実物大よりも小さいプロトタイプを用いて、膨張式宇宙モジュールの耐圧性を検証した。試験の最終段階で、モジュールの内部圧力は253psiに達した。この数値は、定格動作圧力の約6倍である。 ロッキード・マーティンは既に2022年にも同様の試験を行っており、今回のテストはその際のデータを確認する目的で実施された。今後、さらに詳細なフルスケール

  • 火星では“ごく最近”にも液体の水が流れた可能性 気候シミュレーションで判明

    「火星」の表面には無数の谷筋があり、その一部はごく最近流れた液体の痕跡であるようにも見えます。しかし、寒く乾燥した現在の火星では、地形に痕跡を残すほど大量の液体が流れたことを説明できそうにありません。しかし、カリフォルニア工科大学のJ. L. Dickson氏らの研究チームは、火星の自転軸が現在よりも傾いていれば、火星表面で液体の水が谷筋を作れるほど安定して存在できることを突き止めました。そのような現象は過去数百万年間で何度も起きたとみられており、直近では約63万年前に起きたと考えられています。 火星表面に刻まれた様々な地形は、液体の水が大量に存在した過去を物語っています。しかし、現在の火星は極度に乾燥しており、その表面には液体の水はもちろんのこと、極地を除いて固体の水さえ存在していません。 火星が現在のような低温と非常に薄い大気しかない環境になったのは、今から約30億年前だと考えられてい

    火星では“ごく最近”にも液体の水が流れた可能性 気候シミュレーションで判明
  • 日本がハイブリッドロケットエンジンの輸出大国になる日 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    安価で安全、高出力のハイブリッドロケットエンジンを開発するMJOLNIR SPACEWORKS(ミョルニアスペースワークス)は、リアルテックホールディングスからの資金調達を実施。目指すは、世界に類のない大型ハイブリッドロケットエンジンの大量生産体制を構築し、世界のロケット開発企業への大量供給だ。 ロケットエンジンには、大きく分けて固体燃料式と液体燃料式とがある。固体燃料式は構造が単純で低コストという利点があるものの、燃料は爆発物なので扱いが難しく、一度点火した後の推力の調整が困難という欠点がある。液体燃料式は、推力が大きく調整も可能ながら、複雑で製造や管理のコストが高いという難点がある。 その2つのいいとこ取りをしたのが、ハイブリッドエンジンだ。構造が簡単なうえに燃料は普通のプラスティックなので爆発の危険性がなく、推力調整も可能。理想的なエンジンなので世界中で開発が進められているが、推力が

    日本がハイブリッドロケットエンジンの輸出大国になる日 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
  • プラスチックと液体酸素のロケットの量産を目指すMSW、1億4000万円を調達

    #MJOLNIR SPACEWORKS ハイブリッド方式ロケットエンジンの量産化を目指しているMJOLNIR SPACEWORKS(ミヨルニア・スペースワークス:MSW、札幌市北区)は、1億4000万円の資金調達を実施した。このシードラウンドには、リアルテックファンドとインキュベイトファンドが参加した。 MSWが独自開発中のハイブリッドロケットエンジンは、プラスチック燃料と液体酸素を燃焼させて推進力を得る方式。液体燃料を使う一般的なロケットエンジンに比べ、構造が簡単で、燃料として爆発物を使わないため安全性が高く、量産と低コスト化に適しているという。 プラスチック燃料は液体水素などより燃焼が進みにくいため、大きな推力が得られない、という課題があった。MSWはエンジン内の燃焼形状を見直すことで、効率の高い燃焼技術を開発。推力を高め、すでに40kN級エンジンの初期的な地上燃焼試験を成功させている

    プラスチックと液体酸素のロケットの量産を目指すMSW、1億4000万円を調達