#SLIM#ISAS 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙科学研究所(ISAS)が開発、運用する「小型月着陸実証機(Smart Lander for Investigating Moon:SLIM)」の月着陸が迫ってきた。日本時間1月20日午前0時20分に着陸する予定だ。 SLIMは、名前にあるように「月着陸実証」が主目的。SLIMの注目すべき点としてよく挙げられる、「降りやすいところ」ところではなく、「降りたいところ」に降りるという技術を実証する。 なぜ「降りたいところ」に降りる必要があるのか。今後の月や火星への有人探査で必要となるのが水という資源だ。月の極域に水の存在が示唆されており、極域で水を探査する場合、日照率の高さなどから着陸して探査活動を持続させるために有利な場所は、非常に狭い領域に限定されると指摘されている。 こうしたことからSLIMは、「降りたいところ」に降りるピンポイン
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