全国約2万店のセブン-イレブン(以下セブン)でしか買えない本があることをご存知だろうか。 本をネットで注文して、お店で受け取る —— セブンはいま、通販サイトのセブンネットショッピングと実際の店舗の連携で、「街の本屋さん」戦略が本格化している。 実はこの「本屋さん」、フツーの書店ではない。セブンでしか買えないオリジナルの本・雑誌まで続々と作って出す、いわばコンビニだけど出版社のようなユニークな存在だ。 セブンの書籍・雑誌売り場を見てみよう。「よく売れている」という「週刊文春」「週刊新潮」「少年ジャンプ」「少年マガジン」といった週刊誌やコミック雑誌のほかに、実用的な付録がついたムックや判型が小さい雑誌などが目に留まるはずだ。 「新しい価値あるモノを作りだすことが私たちの商品開発のあり方。出版社さんと一緒になって本づくりにも日々取り組んでいます」 と、セブンネットショッピングの取締役とセブン商
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