漫画やアニメなどの「海賊版サイト」に掲載されている広告の収入が、サイトの運営資金になっていると指摘されていることから、ネットの広告事業者などでつくる業界団体は、「海賊版サイト」を具体的に指定して、広告を排除する取り組みに、はじめて乗り出すことになりました。 こうしたことから、ネット広告に関連する代理店や配信事業者、それに広告主の企業などでつくる3つの団体が共同で「海賊版サイト」から広告を排除する取り組みに、はじめて乗り出すことになりました。 具体的には、海賊版サイト対策を行っているCODA=コンテンツ海外流通促進機構が作成したブラックリストに基づいて、10数のサイトを指定し、広告を出さないよう、団体の加盟社に呼びかけます。 3つの団体とCODAは、今後、3か月に1度、協議の場を設けてリストの更新や取り組みの効果の検証を行っていくということです。 広告主の企業で作る団体、JAA=日本アドバタ