React Tokyo ミートアップ #7 のメイントークのスライド。 https://react-tokyo.connpass.com/event/358171/

2024年4月にリリースされたReact 19 Betaの新機能について、細かい点やポイントを解説します。
はじめに 言葉では説明しにくいので、以下の画像を見ていただいたほうが早いです。 このように、画像の一部が切り抜かれたようなデザイン。 このようなデザインを指す特定な名称は見つかりませんでしたが、個人的には Augmented UI (拡張 UI) がもっとも近いような気がします。 Augmented UI Augmented UI とは、サイバーパンクなどでよく見る以下のような形を CSS で再現するライブラリの名称です。 augmented-ui - Integrate your apps with technology https://augmented-ui.com/ このライブラリ以外でこの名称を使用している例はまったく見当たりませんでしたが、共通認識を持つためにも、この名称がもっと広まることを願います。 なんでこのような形が Augmented UI なのかについて個人的に考えて
リッチテキストエディタ(RTE)って? リッチテキストエディタ(以下RTE)とは、文字を入力できるだけでなく、文字に装飾を加えたり、段落を設定できたりと複雑な機能を持つエディタのことです。 弊社プロダクトであるkintone内にも以下のようなエディタが存在します。 また、似たものを指すWYSIWYG(読み方:ウィジウィグ)という用語もありますが、これはWhat You See Is What You Get(見たままが得られる)の略であり、編集時と出力時の見た目が同じエディタのことを指します。 Zennやesaのように、Markdown記法で編集したものが変換されて表示されるようなエディタは含みません。 このようにWYSIWYGはRTEより狭義の意味になっています。 WYSIWYGエディタ(Google Docs) WYSIWYGではないエディタ(esa) 独自データモデル VS DOMツ
これらの JavaScript エンジンのうち、以下では特に JavaScriptCore を扱います。 最適化の基本戦略 JavaScript をはじめとする動的言語は、主にインタープリタにおいて実行されます。しかし、インタープリタはコンパイルされたコードと比較して実行に時間を要するという欠点があります。そこで、インタープリタの最適化では、バイトコードの JIT コンパイルが最初に行われます。 しかし、コンパイルには当然時間がかかります。少しでも高速化されたコードを生成するには、より多くの時間をコンパイルにかけなければなりません。コンパイルによる速度向上とコンパイルのレイテンシはトレードオフの関係にあります。 そこで、多くの JavaScript エンジンは、インタープリタと多階層の JIT コンパイラの組み合わせで構成されています。次の図は、主要な JavaScript エンジンの設計
⚡️ 25x faster — Switch from npm install to bun install in any Node.js project to make your installations up to 25x faster. https://bun.sh/docs/cli/install という記述を見かけて直感的に、そうはならんやろと思ったものの実際にベンチマークをしているのでどういうことなのかを気になって調べた。 A global install cache. bun installを実行すると ~/.bun/install/cache/ 以下にnpmレジストリからダウンロードされたファイルの実体が展開されキャッシュされる(--cache-dirでパスを変更できる)。 キャッシュにはパッケージのバージョンごとのディレクトリとlatestのシンボリックリンクがある。こ
tl;dr はじめに 2024 年の 4 月 24 日に Node.js 22 がリリースされました。ESM を 条件付きで require する機能や、--run フラグによる npm スクリプトのパフォーマンス改善などが v22 で追加され、2009 年に Ryan Dahl が Node.js をリリースしてから 15 年が経つ今も、Node.js は進化を続けています[1]。 こうして Node.js 自身が強化されていくにつれ、以前はサードパーティーのパッケージを使用して実現することが一般的であった機能が Node.js のみで実現可能となり、当該パッケージが不要となるような場合があります。冒頭に引用した Ben Holmes の動画では、そのように不要となったパッケージとして dotenv node-fetch chalk mocha が挙げられていますが、この記事では「これら
Webブラウザで3Dモデルを高速に描画する「Babylon.js 7.0」正式リリース。MMD(MikuMikuDance)やApple Vision Proサポート Webブラウザで3Dモデルを高速に描画する「Babylon.js 7.0」正式リリース。MMD(MikuMikuDance)やApple Vision Pro、WebXRなどをサポートし、よりリアルなレンダリングを実現する機能追加も行われた。 マイクロソフトは、Webブラウザ上で2Dや3Dモデルの高速なレンダリングなどを可能にするオープンソースのJavaScriptライブラリ「Babylon.js」の最新版「Babylon.js 7.0」正式版をリリースしました。 We are proud to announce that Babylon.js 7.0 has officially been released! The ne
2月9日、予告していた通りHono v4をリリースしました。 そのHono v4のリリースと同時に、Honoを使ったメタフレームワーク「HonoX」を公開しました。 今回はHonoXのいくつかの特徴について書いてみたいと思います。これは使い方というより作者目線の思想みたいなものです。 メタフレームワーク HonoXとは一言で言うと「HonoとViteを組み合わせたメタフレームワーク」です。HonoX自体が機能を提供しないのが肝です。 もう少しだけ具体的に言います。HonoXで扱うのは「Honoのインスタンス」そのものです。つまりあなたがHonoXでアプリを作るということは「Honoのアプリを作る」ことになります。その証拠にエントリーポイントになるapp/server.ts内で出てくるappはHonoのインスタンスなので、hono/devにあるヘルパー関数showRoutes()がそのまま使
Create React App(以下「CRA」という)の将来、およびReactとフレームワークの関係性についてDan氏がGitHubのIssueのコメントで語った内容の翻訳です。非常に長いコメントですが、Reactユーザーであれば一読に値する内容だと思ったので翻訳してみました。参考になれば幸いです。 原文 翻訳 みなさん、こんにちは。 CRAの現状については以前から痛いほどわかっており、それに対処するための提案に取り組んでいるところです。このプルリクエストは議論を始めることを目的にしていたので、私たちがCRAの将来について考えているいくつかの背景を説明する良い機会だと思います。私たちが考慮している理由とトレードオフについて明確にしたいので、いくつかのセクションからなる長いコメントになりそうです。もし全てを読む気になれないなら、最後のセクションまでスクロールして私たちが提案する今後の方法を
皆さんこんにちは。最近とある事情でTailwind CSSにわりと真剣に向き合わないといけなくなった筆者です。 Tailwind CSSの話題は、Twitterのフロントエンド界隈では定番のトークテーマのひとつです。しかし、筆者の考えを文章にまとめたことは無かったので、このたびブログ記事にすることにしました。 結論筆者が一番みなさんに伝えたいことは、Tailwind CSSは考え無しに採用してよい技術ではなく、採用するには熟慮が必要だということです。とくに、フロントエンドのスターターキット的なプロジェクトの中にTailwind CSSが混ざっていることがありますが、あれはけっこうな罠です。気軽に採用すべきものではありません。 筆者の考えでは、Tailwind CSSの採用を考慮に入れてよいのは次の2つの場合です。 デザインにこだわりがなく、最低限整っていればいい場合。デザイナー不在のプロジ
こんにちは。ソウゾウの Software Engineer の hiroppy です。「連載:「メルカリ Shops」プレオープンまでの開発の裏側」 の最後は、Web フロントエンドの紹介をしたいと思います。メルカリ Shops は既存のメルカリアプリの中に独立した Web アプリケーションとして動いています。本記事では、どのようなライブラリを選定し、どのようにアーキテクチャを設計してきたかを解説します。 なぜ Web なのか? アプリの上で動いているのであれば、WebView ではなくても良いと感じる人はいると思います。今回採用した 1 つの理由としては、リリースが柔軟な点が挙げられます。iOS/Android の両方に対して開発サイクルを早めることが可能であり、また機能追加やバグ修正が容易です。どのように WebView で動いているかについては、6 日目のメルカリ Shops のため
大阪開発拠点でマネーフォワード クラウド会計Plus(以下、会計Plus)プロダクトのフロントエンドエンジニアをやってます、しばもとです。好きな食べ物は、ポンデリングです。 私が所属する会計PlusのWebフロントエンドで改善活動を行いました。その改善活動としてビルド時間の短縮、バンドルサイズの削減、Jestの実行時間短縮など同じフロントエンドエンジニアの方の役に立つと思ったので紹介させていただきます。 簡単な会計Plusの技術的な紹介 会計Plusのフロントエンドでは、次のツールを使用しています。 バンドルツールに、webpack テストフレームワークに、Jest これらのツールは、CI/CDのサービス CircleCI上で動かしています。また、フロントエンドライブラリとしてReact、型にTypeScriptを使用しています。 ※ 説明の都合上、必要最小限の紹介をしています。 改善内容
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