お前がめんどうくさがっているとき、相手もまためんどうくさがっているのだ シンドーイ・ダルイ5世まあ、そんな言葉を残したダルイ5世なんて存在しないんだけど、あることの『めんどうくささ』には、こういうお互い様な部分があることは読者のみなさんも経験的に感じているのではないでしょうか。 今回の話は、アクセシビリティの専門家として日々相談を受けたりレビューをする中で感じている『めんどうくささ』を説明しつつ、相談をしている側やレビューを受ける側も私の話をめんどうくさいと思って受け取っているんだろうなぁ〜という予想をしながら、これらにまつわる問題の整理と、それでもあえて『めんどうくさい』コミュニケーションをとっている言い訳を書きたいと思います。 相談に対する返答の『いつもの3点セット』「〇〇したいんだけど、アクセシビリティ的にどう思いますか?」 こういった問いは毎日のように尋ねられます。まず断言しておく