ウェブページでは既にFullscreen APIで全画面表示にすることはできますが、現在表示中のページをそのままにして、例えばスライドショーやプレゼンテーションを別画面で全画面表示する、といったことができればもっと便利になります。 Chromeでは、外部接続のディスプレイやChromecast等(以下、レシーバ)に別のウェブページを表示させて、ブラウザ側のデバイス(以下、コントローラ)から操作できる、Presentation APIが実装されていますので、その使い方を簡単に説明します。 Chrome 59以降ではChromecastやAndroid TVへのキャスト、Chrome 66以降ではHDMI等のケーブル接続の外部モニタへの表示に対応しています。現時点での対応プラットフォームは、Chrome OS, Linux, Windows, macOS (外部接続モニタのみChrome 69