npmパッケージをGitHub Actionsのソースリポジトリやビルド手順に結び付ける方法についてご紹介します。 4月19日より、GitHub Actionsでnpmプロジェクトをビルドする際、”–provenance”フラグを記述することで、パッケージと合わせてプロベナンスを発行できるようになりました。このプロベナンスデータは、ユーザーがパッケージを、そのソースリポジトリと、公開するために使用された特定のビルド手順に紐づけ検証することを可能にします(npmjs.comの例をご覧ください)。 ソースリポジトリと具体的なビルド手順について、GitHubでは以下のようなメタデータを収集しています。 _type: https://in-toto.io/Statement/v0.1 subject: - name: pkg:npm/sigstore@1.2.0 digest: sha512: 1