この記事はWeb Accessibility Advent Calendar 2014 - Adventarの6日目のエントリーです。このエントリーのタイトルからは、やれW3Cだやれ仕様だとお堅いイメージがぷんぷん漂いますが、易しいめに書くことを心がけてみました。そのため、ガチ勢には物足りなさを感じるかもしれません。 ウェブ業界の人にとっては周知のことだと思いますが、去る10月28日付けでHTML5仕様(以下単に仕様と書きます)が勧告されました。この仕様の意義はさまざまな切り口で捉えることが考えられますが、アクセシビリティーという観点から1つ前のバージョンのHTMLであるHTML4と比較して、この仕様で特に目立って強化されたと思われる点を挙げるとすると、 img要素のalt属性が大幅に拡充されている WAI-ARIA1.0を取り込んでいる 映像や音声のための要素(video要素、audio
