Webアプリケーションのコードも歴史的経緯から歪な形へとなっていくもの。 私の担当しているサービスでは同じPEARライブラリが重複を気にせずたくさん入れられ、 一筋縄では解けないほどの複雑なファイル依存関係が出来上がりました。 一度ハマってしまえば二度と抜け出せない底なし沼のような依存関係を解…
Webアプリケーションのコードも歴史的経緯から歪な形へとなっていくもの。 私の担当しているサービスでは同じPEARライブラリが重複を気にせずたくさん入れられ、 一筋縄では解けないほどの複雑なファイル依存関係が出来上がりました。 一度ハマってしまえば二度と抜け出せない底なし沼のような依存関係を解…
HTTP リクエストに任意の値をセットすることで、Web アプリケーションからの HTTP 通信を傍受したり、中間者攻撃(Man-in-the-Middle)を可能にする脆弱性が見つかっています。 専用サイト httpoxyという名前が付けられ、専用サイトが立ち上がっています。詳細は、このサイトが詳しいです。 httpoxy.org 攻撃内容 アプリケーションからHTTP通信を行う際に、環境変数HTTP_PROXYの値を、HTTPプロキシとして見るライブラリがある。 HTTPリクエストにProxyヘッダを付けられると、環境変数HTTP_PROXYにその値がセットされる。(これは、CGIの仕様) つまり、任意のプロキシを外部から指定できてしまうので、通信内容の傍受や偽装ができてしまう。 対象となる PHP アプリケーション HTTP リクエストを受けて動作する PHP アプリケーション アプ
PHPカンファレンス関西2016の基調講演です。
はじめまして。サーバーサイドエンジニアの中野(@Hiraku)です。2015年12月からメルカリで働いています。 2016年1月27日(水)の第98回PHP勉強会@東京にて、composerを速くする取り組みについて発表をしてきました。 composerはPHPにおける実質スタンダードなパッケージマネージャです。 このcomposer、日本で実行すると非常に遅く感じます。この原因は普通ならこう表現すると思います。 githubやpackagistが日本から遠いから composerの実装がよくないから しかし発表ではあえて「光が遅いから」という主張をしました。 一般常識として、光の速さ(真空中で秒速約30万km)はとてつもなく速いものという認識だと思います。しかし一方で、地球や宇宙の規模など極限的な状況に携わる仕事をしている人であれば「全然速くない、むしろ遅い」というのが普通の感覚です。
初日、行ってまいりました。 流行りの環境うんぬんは単なる手段であり、"経営陣を含めたマインドセットの更新が大事"ってのはありますが、そんな話みんな読みたくないでしょ? 僕が調べた現状と、こういう風に持って行きたいという理想の環境を書き出してみました。 現状 本番環境 さくらのマネージドサーバー(FreeBSD) ステージング環境 共有開発サーバー(社内に古めのCentOS) 開発環境 共有開発サーバー(社内に古めのCentOS) ソースコード管理 svn 共有開発サーバーのコードを担当者一人が全員を代表してsvnにコミットする。バックアップ的な役割 タスク管理 社内の独自タスク管理システム デプロイ 共有開発サーバーのソースをFTPでアップする 開発マシン Windows7 コーディング規約 PEAR標準コーディング規約をカスタマイズしたもの コードレビュー なし チャット IP-Mess
本記事は英語版ブログで公開された記事の翻訳版です。 10年前の昨日、2004年7月13日、PHP 5.0.0が世界に向けて公開されました。Zend Engine 2を搭載し、実質的に生まれ変わったPHPです。 Zend Engine 2自体はPHP 4.3.0のいくつかのアルファ版から(試験的にですが)すでに公開されていました。一般的なユーザーにとって目立つ大きな違いは、オブジェクトの参照渡しがデフォルトになったことと、新しいオブジェクトモデルのサポートです。細かいことはさておき。 実は、PHP 4以前のPHPは基本的に手続き型言語で、クラスやオブジェクトをサポートしてはいましたが、いずれも後付けの機能だったのです。その歴史は現在でもデフォルト機能セットの多くに――最近追加されたパスワードハッシュAPIなどの新機能にさえ――見てとることができます。 それでも、いざ本格的な(「マシになっただ
Composer の以下の問題が 2 月半ばあたりから話題になっていました。 Limit Replace / Provides to packages required by name in root package or any dep · Issue #2690 · composer/composer https://github.com/composer/composer/issues/2690 一言で言うと、 条件によってはユーザの意図しないパッケージがインストールされてしまう という問題です。悪意のあるパッケージをインストールしたことに気づかれなければ、攻撃者の思い通りのコードを実行させることができてしまいます。 ざっくり説明すると、 Composer には fork したパッケージや、リネームしたパッケージ から 、元のパッケージを置き換えることのできる機能が存在する (本エン
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