ウェブの3Dグラフィックスを扱う新しい仕様として提案されているWebGPU。前回の記事ではGPGPU(GPUによる汎用計算)用の機能、「コンピュートシェーダー」について紹介しました。 一方、WebGPUの描画機能については何ができるのでしょうか? WebKitの実験ページ「WebGPU demos」にWebGPUを使用したデモが示されていますが、これだけではいまいちWebGPUのポテンシャルを量ることができませんでした。そこで、WebGPUの描画機能について可能性を探るべく、WebGPUとWebGLを比較するデモを作ってみました。 WebGPUについて詳しくは以前の記事「次世代仕様のWebGPUとは? 」をご覧ください。 WebGPUの描画デモ 3Dモデルを読み込んで、canvas要素にWebGPUのレンダリングで表示するデモです。それぞれのモデルは独立に回転しており、いわゆるドローコール
![次世代のWebGPUの可能性 - WebGLと比較して理解する描画機能の違い - ICS MEDIA](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9788df95254c0c0f471ecde8893e3bf2c37cf94a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fics.media%2Fentry%2F18507%2Fimages%2Feyecatch.png)