京都市に立地する宿泊施設の客室数は、市が2020年までに必要と試算した4万室を既に突破し、今後2年間のうちに5万室を上回る見通しであることが、京都新聞社の試算で分かった。市内では訪日外国人の増加を背景に「お宿バブル」とも呼ばれるホテルの建設ブームが続き、地価高騰や交通機関の混雑を引き起こしているが、供給過剰の懸念も強まっている。 事業者が発表しているホテルの開業計画や、市に届け出られた旅館業施設の計画などを基に、客室数が50室以上の中・大型施設のみを選んで集計した。 市が営業を許可した宿泊施設の客室数は17年度末時点で3万8419室あった。今回の試算結果によると、本年度に入ってから客室数は既に4万室を超え、来年3月末には約4万3千室に到達。さらに19年度は約5千室、20年度は約3千室が上積みされ、客室の総合計は5万室を上回る見込みだ。21年度の開業や時期未定の建設計画も加えると少なくとも約
三菱ロジスネクストは狭い通路でも走行できるレーザー誘導方式無人フォークリフト「ラックフォークオート」を発売した。車体の向きを変えずに3方向の荷役が、最長6・5メートルの高さまで可能。限られた保管スペースを最大限に活用でき、生産・物流の自動化の需要に応える。 フォーク部分が左右に180度回転するため、最小1・5メートル弱の通路幅で、前方と左右の荷役ができる。壁に取り付けた反射板でフォークリフトの位置を検出して走行するレーザー誘導方式は、床面工事は不要で、倉庫のレイアウト変更にも容易に対応できる。搭載しているシステムで最適なルートを選択、作業を効率化する。 1トン積み、1・5トン積みの2製品。同社は無人フォークリフトで年間100台の売り上げを目指す。レーザー誘導方式の無人フォークリフトは2製品目。
JR東海は22日、新幹線京都駅(京都市下京区)の窓口販売や改札口の案内業務で携帯型の音声通訳機「ポケトーク」の運用を始めた。増えている外国人旅行者に応対する駅係員の多言語コミュニケーションをサポートする機器として活用する。 新幹線を利用する訪日観光客向けの案内サービスを充実させる目的で導入した。英語や中国語など世界74言語に対応し、今月末までに東海道新幹線の全17駅に計350台を配備する。 通訳機はソフトウエア開発のソースネクスト(東京)が昨年12月に販売し、交通機関や飲食店、ホテルで導入が広がってる。言語を指定してしゃべり掛けると、内容をすぐに翻訳して音声と文字で伝える。 この日は、欧米やアジア、中東などから訪れた外国人観光客に対し、駅係員が通訳機を使って目的地までの乗車券や道順などを案内した。通訳機を介して切符を購入した中国人の張慧慧さん(35)は「少しニュアンスの違う翻訳もあったけど
南丹市と京丹波町に残る明智光秀ゆかりの地をPRしようと、両市町と亀岡市の商工観光団体が26日、南丹市八木町の龍興寺で「明智光秀丹波平定の道 和合の儀」と題した式典を開く。光秀に攻撃された負の歴史を克服する狙いで、3市町の首長らが苗木を手植えして石碑を建立する。 光秀は1577(天正5)年に亀山城(亀岡市)を築城した後、内藤氏、波多野氏、赤井氏らが割拠する丹波国を攻略していった。しかし、丹波から見れば、光秀はプラス面ばかりとは限らない。南丹市には光秀に滅ぼされた内藤氏の拠点・八木城跡があり、光秀が周山城(京都市右京区)を築城した際、日吉町や美山町の寺院を破壊した記録が残る。京丹波町でも須知城攻撃の際に玉雲寺が焼失したと伝えられる。 和合の儀はNHK大河ドラマの主人公に光秀が決まったことをきっかけに、3市町の商工団体と八木町観光協会が主催。八木城の落城で焼失した龍興寺で3市町の首長らが「和合」
「社会に恩返しを」とクリスマスに合わせて飾り付けをし、近所の子どもたちにプレゼントを配っていた(2017年撮影) 京都市伏見区深草の男性がクリスマスに合わせて毎年自宅前に飾っていたサンタクロースの人形が、何者かに盗まれた。東日本大震災で家族を失い京都に越してきた男性は「色んな人に世話になった恩返しに」と近所の子どもたちにプレゼントを配っており、音に合わせて踊る人形はイベント告知の意味もあった。「とてもショックだ。返してもらいたい」と訴えている。 宮城県石巻市出身の山﨑公治さん(78)。震災で地元にいた妻や息子夫婦、弟たちを亡くし、京都に来た。働き過ぎなどで体調を崩した時期もあったが、地元の人の紹介もあって通院しながらアルバイトができるまで回復した。「少しでも恩返しをしたい」と、こつこつと貯金して毎年おもちゃを購入し、12月に入ると自宅の前に置いて自由に持って帰ってもらっている。 16日昼間
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