ドットインストール代表のライフハックブログ
ianime.jsもようやく安定して動き出したので、スライドショーを作ってみようと思ったのだが、通常のjavascriptのイベント処理を使って作ろうとすると、(1)最初のアニメーションの動作を指定し、(2)そのアニメーションの終了イベントを受けて次の指示を出し、...と、ものすごいスパゲッティ・コードを書かねばならなくなる。 それがどうしても耐えられなかったので、色々と試行錯誤をしているうちにたどり着いたのが、JSONを使ったアニメーション専用のメタ言語である。下の例の太字の部分がそれ。 function start() { anime.addSequence([ { duration:3000 }, { id:'pic4', effect:'fadeout', duration:3000 }, { duration:3000 }, { id:'pic3', effect:'fadeou
「スティーブ・ジョブスに学ぶプレゼンのスキル」は、このブログの人気エントリーの一つだが、ことプレゼンに関して私が師と仰ぐのはEdward Tufteである。日本ではあまり名が売れていないようだが、米国では「データのプレゼン技法」に関しては第一人者で、本も何冊も書いているし、全米各地でセミナーも行なっている。 私自身も、一日セミナーに参加したことがあるが、膨大な量の実例を集めて、それぞれのどこが優れているか、どこがダメなのかを的確に分かりやすく説明してくれるTufteは、まさに「プレゼンの神」であった。彼からは色々なことを教わったが、特に心に残り、今でも常に実戦しようと心がけていることは、 ・文字に頼らず、図を効果的に使うこと ・一度に見せる情報量を絞ること ・意味を持った色使いをすること の三つである。特に最後の「色も情報を運ぶことができる」という点は、それまで意識したことがなかっただけに
私の「CGMの面白さは自ら情報を発信する側にならなければ理解できない」という言葉にもかかわらず、「ブログは始めてみたいが、何を書いてよいのか分からない」とグズグズしている人たちが私のまわりにも何人もいる。今日はそんな彼らのための推薦図書三冊。 ・頭の良くなる短い短い文章術 ブログを書き始めようかと迷っている人の背中をそっと押してくれる良書。自分のまわりの人やものを常に好奇心であふれた眼で見る気持ちさえ持って生きてさえいれば、ネタに困ることなど決してないのだ。ブログの更新が滞りがちな人にもお薦め。 ・理科系の作文技術 それまでは「自分は作文が不得意だ」と思い込んでいた私を一気に開眼させてくれた良書。初めて読んだ時の感想は、「なんで学校ではこんな簡単なことを教えてくれなかったんだ!」である。私が常に「分かりやすい文章」を書くように心がけているのはこの本の影響。 ・文章表現、400字からのレッス
先月の「プレゼン専用、平置き液晶モニター」というエントリーに対しては沢山の人からフィードバックをいただいたのだが、そのほとんどがこの液晶モニターに対してではなく、私がなぜそんなデバイスが欲しいかの理由として挙げた、以下の文に対するものであった。 多くの人が勘違いをしているのだが、プレゼンの主役はパワポのスライドではなく、プレゼンをしている本人である。社内の企画会議であれ、顧客に対するセールスであれ、一番強く印象付けるべきは、提案する企画や商品ではなく、プレゼンをする自分自身なのだ。もちろんプレゼンの中身も重要なのだが、本当に重要な情報はどのみち文書で別途提出することになるので、プレゼンの段階で重要となるのは、とにかく自分を印象付け、「こいつの提案する企画に社運を賭けてみよう」、「こいつを見込んでこのテクノロジーを導入してみよう」などと思わせることである。やたらと文字ばかり並べたスライドを読
先日のスライドショーを少し進化させて、Flickrから最新の夕焼けの写真を取り出して順番に表示させる、というものを作ってみた。まずはデモから。 RSSフィードをFlickrに取りに行く部分にはjQueryを使い、スライドショーにはiAnime.jsを使ったのだが、ライブラリの力に大きく頼っているため、このスライドショー自身のコードはごくわずかである。 まずは、フィードを取りに行く部分がinit()。クロスドメインでのアクセスのためにproxyを介してFlickrからフィードを非同期通信で取得し、XMLとしてパースして、各<entry>中の<content type="html">タグの中身を含む<div>を生成して<div id="main">にインサートし、インサートしたdivの数をパラメータとしてstart()を呼ぶ、というかなり複雑な作業が、わずか数行で実現できている。 var tm
AIで古代の巻物を分析--2000年前の噴火で炭化した文書を解読する ヘルクラネウムの巻物は、約2000年前のヴェスヴィオ山の噴火で炭化した文書だ。この巻物を、AI、機械学習、CTスキャンなどの現代技術で解読する取り組みを紹介する。 2024-03-08 07:30 中国の「アプリ申請化」でインターネットがより閉鎖的になると不安の声 中国在住者が「X」(旧Twitter)などのモバイルアプリを利用するには、これまでよりも危険を伴うようになるかもしれない。 2024-02-29 07:00 中国のライブコマースで書籍を無料同然でバラマキ--「文化破壊」とネットで話題に 中国では身分証の偽造が問題となっており、特に結婚詐欺や資金洗浄、保険金詐欺などの犯罪に利用されている。しかし、行政側も対策を進めており、偽造を見抜く技術が開発されている。 2024-02-06 07:00
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