今年の1月に、スーダンで輸送用トラックが空爆される、という事件が起こった。その空爆を行ったのが、誰なのか今日なお、不明のままになっている。 一部からは、アメリカ軍が空爆したという情報が流され、他からはイスラエル軍機によるものだ、という情報が流された。もちろん、アメリカ政府はこの空爆に、何ら関与していないという声明を、即座に出し反論している。 それでは、空爆はイスラエルによって行われたのか、ということになるが、イスラエル側は否定も肯定もしない、あいまいな状態を続けてきていた。しかし、最近になって、イスラエルのオルメルト首相が、意味深長な発言をしている。 オルメルト首相は、イスラエルにとって危険であれば、世界中のどこでもそれを阻止する行動を、起こせると語ったのだ。確かに、イスラエルは1981年にはイラクのオシラク原発(タンムーズ原発)を空爆しているし、2007年にはシリアの核施設に、空爆