東日本大震災で発生したがれきの受け入れを検討しただけで、堺市にごみ処理施設の新設費用などとして、約86億円の復興予算が交付されることをめぐり、「ありがたくいただきたい」と発言した堺市の竹山修身市長は19日、市議会本会議で「堺市のイメージをダウンさせた」と謝罪した。「市のイメージ低下させ」謝罪。予算は返さず「被災地に別の支援」 竹山市長の発言以降、堺市には「無責任な発言」「被災地に返すべき」といった批判のメールや電話が約550件相次いでいる。 竹山市長はこの日、「結果として堺市のイメージをダウンさせた」と説明。「議会および市民のみなさまにご心配とご迷惑をおかけしたことにつきまして、率直におわび申し上げるところです」と述べた。 市によると、復興予算の返還などは予定していないが、今後、被災地に対する新たな支援策などを検討していくという。 竹山市長は、先月25日の市議会で、復興予算を受け取ることを