陸上自衛隊の幹部自衛官が、自身が勤務する札幌市内の駐屯地に「爆弾を仕掛けた」とうその電話をかけ、業務を妨害したとして懲戒免職の処分を受けました。この自衛官は調べに対し「勤務態度を上官に指導され腹がたった」などと話しているということです。 懲戒免職の処分を受けたのは、陸上自衛隊北部方面後方支援隊北部方面輸送隊に所属する50代の幹部自衛官です。 陸上自衛隊によりますと、この自衛官はおととし9月、札幌市内にある真駒内駐屯地で当直勤務をしていた際、入り口の警備をしていた隊員に内線で電話をかけ、名乗らずに「爆弾を仕掛けた」とうそを伝え、業務を妨害したということです。 同じ日に当直を行っていた別の隊員から報告があり、発覚したということで、自衛隊の調べに対しこの自衛官はうその電話をかけたことを認め、「勤務態度を上官に指導され腹が立った。部隊に不満を持っていた」と話しているということです。 陸上自衛隊は1