アドベンチャーゲームは死んでいる。とはいえ、僕のなかでは「推理もの」についてはまだ可能性があると思っていて。 「推理で殺人事件の謎を解いていく」「犯人を当てる」というミステリーやサスペンスは、だれでも楽しめるものだと思っているので、それをユーザーに届ける方法として「死んだアドベンチャーゲームを復活させる」ということに可能性を感じたところが『レインコード』のスタートでした。 ──とはいえ最初に逆説的な話をしてしまいますが、『ダンガンロンパ』シリーズは世界累計で500万本という売上が出ているじゃないですか。 そうした数字を見ると、Steamなどで日本のアドベンチャーゲームやビジュアルノベルがグローバルニッチとして反響を得ている側面もあると思うんですけど、実感はありますか? 小高氏: 海外では『ダンガンロンパ』も『極限脱出』(ゼロ エスケープ)もひとくくりにビジュアルノベルと言われますが、ローカ
![「死んでしまったアドベンチャーゲームを復活させたい」──『ダンガンロンパ』制作陣が手がける完全新作謎解きゲーム『超探偵事件簿 レインコード』の大胆な挑戦とは? シナリオを務める小高和剛氏に訊いてみた](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bf10232c85356f0767e9097f561ce64adff4f741/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg-denfaminicogamer.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F11%2FIMG_9196.jpg)